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Ⅸ 仲直り

「春哉くんに任せたわよ!!。」

先生はそう言って、私の隣りに春哉を誘導した。



最初は春哉嫌がっていた。正直悲しかった。


先生、絶対用事ないよな…。

私たちのために気を使ってくれて…。


「あ、あの…。」

「あのさ。」

私が口を開こうとした時、春哉と声がかぶった。


涙がこぼれる。


春哉がこんなに近くにいる。

春哉の声がこんなにも近くで。


「!?。どうしたんだよ。」

春哉が私の涙にビックリしてか、おどおどしている。


「は、春哉の…声が聞けて…懐かしくて…。」


そんな私を春哉は優しく抱きしめてくれた。


「ごめん。さけてごめん。あの日から未夢を見るとあの日のことを思い出すようになっちゃって、それで…。俺だけ辛い思いしているなんて、勘違いだよな。」

それを聞いて、私は春哉の温かい胸の中で声を上げ涙を流した。








読んでいただいてありがとうございます。


次回もお楽しみに。

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