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あゝ異世界転生、亜神成り  作者: 渡名喜橋もうれ


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有識者ゼロの大魔境:後編

「……ん? ……ここは……?」


 目を覚ますと、先ほどまでいた世界とは明らかに違う場所に来たんだと直感的に理解した。


 アイノは体を起こしながら周囲を見渡す。木々の間から薄っすらと覗く空の感じからすれば、恐らくは夜明け直後くらいだ。それにしても暗すぎるだろこの場所。


 ここは森の奥深くとか、世界の隅っことか、そういった類の場所ではないと周囲を見てすぐに理解した。


 ジュラ紀か、ここは。


 自分の周辺だけが凡そ五メートルほど開けていたが、そこから先は樹々が生い茂っている。どこからどうみても原生林。これはさすがに山奥とかそういった次元の場所じゃない。


 俺は山奥の田舎出身者だけど、流石にここまでの森は初めてだ。ちょっと人里離れた場所なのかなと予想していたけれど……あのジジイ色々と失敗したんじゃないか?


「ここが異世界かー。周囲は大木だらけだし、あんな植物も見たことない」 


 ウラノスへの猜疑心を抱きつつも、ジェムボーデンの圧倒的「異世界感」に心が躍っていた。


 山奥育ちということもあるが、恐らくは既に亜神に成っているため、色々なことがなんとなく「分かる」ので、ジャングル級の森に放り込まれているのにも関わらず、不思議と不安や恐怖などは一切ない。


「まずは色々と確認してみるか」


 自分の能力値を見たいと念じる(?)と、自分の状態というか異世界的に言えばステータスのようなものが自然と頭の中に浮かび上がる。




 <名前>

 アイノ・ウル・カミマエ(神前 愛命)


 <年齢>

 不明(見た目は二十歳前後)


 <種族>

 亜神(人族から亜神へシフトした特殊個体)


 <能力・称号>

 万物創生、森羅万象、異世界叡智、亜空間収納、言語理解、不老不死、フィジカルモンスター、武術ノ達人、ド田舎の怪物、田吾作、不老不死、創造神ノ寵児、想像創造


 <亜空間収納リスト>

 家(備品・設備万端)、神社、周辺施設




 転生前とほとんど同じだな。ん?あれ、なんか想像創造って能力が増えてるけどなんだろう。万物創生と同じ感じがするけど……なんかよくわからないし、サバイバルだったらそれなり使えそうだ。


「名前の『ウル』って……あぁウラノスの爺さんの略称か。あとウラノスの寵児ってなんなの?まぁ追々わかるからいいか」


 亜神といえど一応は神である。もはやチートという言葉で収まるスペックではない。もはや今世で死ぬことはないし、脅威となるものも恐らくはないだろう。


「あと、この身体に纏わりついてる『煙?』みたいなのって一体なんなの?」


 そう。目覚めた直後から薄々気付いていたのだが、煙というか湯気というか、謎の青白い煙が身体に纏わりついているのだ。エッジ部分が薄いピンクになっていたりして、自分言うのもなんだが神秘的だ。特に邪魔でもなく何か異変があるわけではないが、気になるので正体を見てみると、この煙はどうやら「神気」というものらしい。神気の羽衣といった感じだ。


「問題ないならこのままでいいや」


 っということで、森に放り込まれたものの今世で死ぬことはないし、一息ついたら周囲を散策してみたいと思う。


 まずは、これからのタスク確認をする。タスク確認はこういったサバイバル時には必須なのだ。


 某サバイバル研究家が言っていたサバイバルの四箇条があって、「食料」「火」「拠点」「水」の確保が最優先らしい。


まず食料は亜空間収納に入れてある家に数か月分ある。よし、クリア。

火はソロキャン用に買ったファイヤースターターなどがある。よし、クリア。

拠点となる家はそのまま持ってきている。よし、クリア。

そして最後は水。家だけはインフラが整っているとウラノスの爺さんが言っていたから……よし、クリア!


 これら全てを転生後数分でクリアしてしまった。まぁまだ家を設置していないからわからないけど、そこはウラノスの爺さんを信じたい。


 ってか、もし亜空間収納に家が入っていなかったら呪う。俺もこの世界で邪神になるぞマジで。


 となれば、家の設置場所を探すだけになりそうだ。畑とかも作りたいし、拡張性のある場所を探したいと思う。


 あと、身長は……うん、全く伸びてなかったよ! むしろ1cm縮んで171cmになってたよ。転生時の重力的な何かか……? 魔法がある世界と言っていたから呪いもあるのでは……?


 まぁそれはそれとして。


 身長はほぼ変わらずで、年齢が二十歳前後で固定されたみたいだ。若返りもあると思うが、地球の時より明らかに動きやすくなっている。なんでも出来そう感が凄いけれど、身体的シフトを見る感じだとフィジカルモンターっていう能力のおかげかも。


 本当にありがとう、ウラノスの爺さん。


 

 なんてことをやっているうちに、空もだんだん明るくなってきたので周辺散策を開始する。


「ちょっと明るくなって……きたか? 森が深すぎてわかりにくけど周辺を散策するか!」


 散策するぞと意気込んでいたものの、明るくなってきて周囲がハッキリ見え始め、改めて周辺を見渡すと圧倒的な森・森・森……。しかも全ての樹々が大木であるため、散策できるレベルではない。樹々もでかいし、地面から生えている草も異様にマッチョなのが怖い。


 太古かここは!


 転生してきた場所の周辺は五メートルほど開けているのだが、森との境目まで歩いて確認しにいくと、やはり樹も草も異様にマッチョだ。


 樹々や草がマッチョ過ぎてとにかく邪魔である。能力でどうにかなるのか……?

 どうしたものかとうぅんと唸りながら思っていたのだが……


「…………」


「うわっ!?」


 突然ざわざわと樹々が激しく揺らいだかと思った瞬間、目の前にあった邪魔な樹々が一瞬で消え去り道ができた。


「え?何これ?道ができたんだけど……」

 

 木が邪魔だと「思っただけ」で、あの巨木とマッチョな草達が一瞬で消え去り道ができた。本当にただ歩いているだけでどんどん道が出来ていく。


 不思議過ぎる光景にやや戸惑いながらも、新たな一歩を踏み出すとまた道ができた。歩くたびに道がどんどん造られていく。ゲームみたいでめちゃくちゃ楽しい! しかも、その道は消えず残り続けている。消えた樹々の所在も今はどうでもいい! 楽し過ぎるでしょ異世界チート転生! しばらく自動チート森林伐採で道なき道を切り開いていった。


 あとは拠点を設置する場所を見るけるだけだ!




◇ ◇ ◇




 楽しすぎるチート開墾をしていると、目覚めた場所から体感で三十分ほど歩いたところに、若干開けた小さな丘のような場所を見つけた。若干開けている程度ではあるが、薄っすらと光が差していていい感じだ。


 正直、このまま自動チート森林伐採を楽しみたいところではあるが、まずは拠点の設置というタスクを完了していこうと思う。


 「まずはこの丘と周辺を開墾していこう」


 開墾とは言ったけど、実際はその丘の周辺をすたすたと歩き回るだけで勝手に開墾されていく。拠点を設置しようとした場所も、樹々が消え去るのと同時に地盤が固められて、しっかり整地までされているから驚いた。もはや超常現象である。なお、念じなければ特に何も起きない。


「よし。整地はこんな感じか。ん? なんかあっちにめちゃくちゃ高そうな山脈が見えるような……。まぁいいか。先に家を設置しよう」


 亜空間収納については、事前にウラノスから説明を受けているのだが、収納されているものを確認する時や取り出すときも、念じればできるとこのこと。


 適当か、ジジイ!


 俺は訝しがりながらも、ウラノスの言葉を信じて念じてみた。この状況下ではウラノスを信じるしかない。


 (亜空間収納にあるもの)そう念じると頭の中に収納されているものが浮かんできた。


「おぉ! 本当に何が収納されるか分かるじゃん」


 疑ってすまん、創造神。あんたが言っていたことは本当だったよ!


「ん?自動チート森林伐採した樹々も『木材』という素材として収納されてる」


 どうやら、自動で伐採された樹々は勝手に亜空間収納に収納されるウルトラ便利機能だった。特に注目すべき点は、そのまま収納されるのではなく木材として自動で分解されているところだ。氏子のジジイ連中に駆り出され、年中DIYの域を逸脱したDIYをさせられていた俺からすると、夢のような超チート機能ではないか!


 「DIYの鬼」としては、今すぐこの木材がどういったものなのか確認したいのだが、とりあえず今はタスクを処理を優先させたい。


「えーっと。家は……あった。玄関はこっちにして、よし、設置」



 ――シュッ



 そう言うと、突然と目の前に家が現れた。これはまごうことなく地球で暮らしていたままの姿の実家だ。ここまで簡単だと、何故か申し訳なく思ってしまうけど、このチート、ありがたく享受するよ。


 外観は完全に新築だ。


 平屋の書院造りで新築……元日本人的感覚だと豪邸だよ!

 間取りは三エルディーケーで、土間があったり庭があったり今思うとちゃんと豪邸だな、これ。


 中に入ると、転生する前と同じ状態という感じではなく、かなり古かった室内は外観と同様に新築で、そこに「とりあえず備品を置きました」というような不自然な状態で備品は置かれていた。若干の違和感はあるけれど、慣れ親しんだ家であることには変わりはなく、どこかほっとした。


 気になっていた食料は冷蔵庫のような箱に収納されていた。調味料などもしっかりとあり、食料と合わせて恐らくは半月分くらいある。


 ただ、食料や調味料に関しては限りがあるので、できるだけ節約が必要だ。なので、狩猟や農業は必須になってくるな。調味料も醸造しないといけない。人手も必要になるよね。


 家の設備も確認する。


 転生する数年前にリフォームをしているのだが、その綺麗な水回りを継承してくれていて一安心。


「そういえば、水回りは使えるって言ってたな」


 実は最も気になっていた水回りは、仕組みは不明だが蛇口から水もでるし、トイレも使用できるし、風呂も使用できるっぽい。ちゃんとお湯もでるし、排水もされている。マジでウラノス凄いなと改めて感心した。(あのジジイもやればできるんだな)


 ちなみに、ガスコンロと電気は使えなかった。恐らく、この二つは自分の能力を使えばどうとでもなりそうだなと思うし、ウラノスもそこを考えての措置だと思う。神力を節約したのかも。


 亜空間収納には、まだ神社の本殿なども収納されていたのだが、こちらは追々設置していこうと思う。


 家も設置したし、サバイバルの四箇条「食料」「火」「拠点」「水」をクリアした。もうこれで当分は死ぬことはない。そもそも不老不死だから死なないんだけどね。




◇ ◇ ◇




 あと一つ残っていることがある。一緒にこの世界にきたテティオスのことだ。

 

 ジェムボーデンにくる前に、ウラノスが天降石の勾玉にテティオスを封印しているのだが、転生後に勾玉から出してくれと言われている。そして、そのやり方も不思議と「分かる」から凄い。



 その前にいくつかの能力を確認をしておく。知らないというのは一番危険だ。


 亜空間収納はさっき使ったからなんとなく分かる。森羅万象というのも使うというより頭に浮かんでくる感じだった。異世界叡智も同じ。なので、恐らくテティオスの復活と、その後に必要でなるであろう能力は「万物創生」と「想像創造」の二つだと思う。似てるけど違うっぽい。



 <万物創生>

 宇宙や天体などの創生は不可だが、その他のことはほぼなんでも創生できる文字通りの能力だった。イメージすれば大抵のものは創生できるという認識で問題ないかな。やろうと思えば天変地異を起こせるっぽいのだが、それ相応の力を消費するみたい。俺としては自然にあるものは極力残していきたいから、やり過ぎない様に気を付けよう。


 <想像創造>

 単体で使用する能力というより、万物創生をフォローするような能力で、あやふやなイメージを異世界叡智から引っ張ってきて調整したり、その他の能力や称号を調整し、万物創生を効率的かつ最大限活かして使用する為のハブという感じだった。縁の下の力持ち的な能力である。



 正直この二つだけでどうとでもなる。改めてありがとうウラノス!


 だいたいの確認も済んだので、早速テティオスの封印を解いてみよう。何かあっても対処できるように、念のため土間でテティオス解放式をやることにした。


 リビングテティオスが封印されている天降石を首から外し、掌の上に置いて念じる……。




 ――ぽわんっ




 煙に包まれた光の玉が現れた。本殿で見たあの光の玉だ。


 

「ふう。また石の中に封印されるとはな。非常に窮屈であった」


 風呂から上がったおっさんみたいな雰囲気でテティオスの思念体が天降石から出てきた。


 なんか異世界で見ると普通だ。


「おぉ、アイノではないか。お主も無事にこちらへ転生できたのだな」


「そうだね。なんとか無事に転生できたよ」


 最後に会ったのは数時間前だけど妙な懐かしさがある。

 

 挨拶もほどほどに、俺はテティオスの外見について聞いてみた。


「早速だけど、テティオスってずっとその思念体のままなの? 元の姿に戻ったりはできない?」


 地球で見たときはファンタジー感があってよかったのだが、異世界かつ禍々しい大木が生い茂るこの場所でのサバイバル的状況下において、今のテティオスの状態はただの浮遊する光る玉でしかない。


「そうであるなぁ、今の私では元の姿になるのは難しいな。ただ、ベースボディがあればそれに受肉して動けるようになるぞ」


「ベースボディ?なんか人形みたいなのがあったら、そこにテティオスが入るって感じ?」


「そうだな。その認識で合っているぞ」


 なるほど。形代を依り代にするみたいな感じか。それならできそうだ。


「天降石を核にした形代を作ってテティオスを封入させられると思うんだけど、やってみていいか?」


「この姿では何もできんからな。よろしく頼む」


「わかった。やってみようか」


 そう言うと、テティオスが封印されていた天降石を左の掌の上に置き、その上から右手で覆い軽く握った。


 今思うと神社の本殿に光る玉が浮いてたなんて心霊現象だよな。っと、ふいにテティオスと初めて会った時のことを思い出し「ふっ」と、笑ってしまった。いかんいかん。ちゃんと念じてテティオスをちゃんと受肉させないとな。


 握った天降石をより強く握りしめ、念じた。




 ――ぽんっ




 やや気の抜けた感じで、恐らくテティオスが受肉した姿のものが現れた……のだが……う~ん……これはなんというか……とりあえず、テティオスに報告だ!


「終わったよテティオス。俺的には……まぁいい感じだと思うよ! 可愛くて……」


「おぉ! もう終わったのか。早いな。さすがウラノス様に気に入られるだけのことはある」


 アイノの「可愛くて」という一言が気になったが、テティオスはあることに気が付く……いや、気が付いてしまった……。


「思念体と同じく浮遊しているのだな。……ん? ……アイノ、私の勘違いだったら申し訳ないが、このベースボディの背丈は低いのではないか? っというより……だいぶ小さいのではないか?あれ? しかもなんていうか……」


「いやー、まぁー、小さくて可愛いくて……つるんとしてるというか……逆にいいと思うぞ」


 逆とは?


 それより、アイノが何かを誤魔化そうとしてることを察し、目(?)を細め「じー」っとアイノに視線を向けるテティオスに、アイノは能力で姿見を創り出し、それを浮遊しているテティオスに向けた……。


「今のテティオスの姿は……こ、こちらになります……」


「ッ!!」


「……」


「ツォォオイッ!!」


 目(?)も口(?)も大きく開き、テティオスは「ばいんばいん」っと跳ねながら大声で叫んだ。そのツッコミは初めて聞いたけど。


「なんなのだこの姿はっ! か、仮にも私は元神であるぞっ! どうなっておるのだアイノっ! こ、これではまるで……幽霊ではないかッ!!!」


「だよな!」


 そう。ベースボディを創る際に「光る玉って心霊現象だよな。笑」と思ってしまったために、テティオスの見た目は幽霊っぽくなってしまった。


 白い布を被った「これぞオバケ」と言うしかない古典的な見た目をしていて、目らしき部分は真っ黒の縦長楕円形で、口も基本的には黒いのだが、赤い舌らしきものはある。現代日本でいうなら「ハロウィンの量産型オバケイラスト」みたいな感じで、かなり可愛い容姿になった。


「ッ!? 嘘だ……」


 ショックのあまりこれ以上の言葉が出ないテティオスに対して、もはやかける言葉が見つからない。俺はいいと思うんだけど一応謝っておきたい。なんかごめんな。


 流石にこのままだと残念すぎるので、万物創生でハットを創り被せてあげた。より一層可愛くなったのでゆくゆくはこの土地のアイコン的存在になって欲しい。


「もういいか?」


項垂れているテティオスに対し、無慈悲に言葉を投げかける。


「……ッ! ……えぇい! もうこの姿でいいのである! 私も不老不死であるから、いつか元の姿に戻れる日を待つことにするのである!」


 やや捨て鉢感があるけれど、その調子だテティオス!


「でも、その姿だと邪神にもバレないから丁度いいんじゃないか?」


「……まぁ、確かに……言われてみればそうであるな」


「それまでの辛抱だよテティオス。あと、名前バレしないように今後はテトにしよう」


 今のテトからは元神要素も気配も全くないので、邪神に勘付かれることはまずないだろう。怪我の功名だよ、うん。


「それとさ、テトを開放する前にこの周辺を散策してみたんだけど、ここどこかわかる?信じられないくらいデカイ樹々が生い茂ったジャングルみたいな場所なんだけど」


「そうであるな、とりあえず外へ出てみるか」


 そういって俺とテトは家の外に出た。




 ――「ッ!!!」




 家の周囲を見渡したテトは目を見開いて固まった。


「こ、ここはどこなのだッ?! こんな大木が生い茂る場所……二千年前には……」


 しばらく沈黙していたテトがぶつぶつと何かを確認するようにつぶやき始める。


「え、ここってもしかしてテトが神だった時にはなかったの?」


 俺に質問されて、「はっ」としたような表情をしてテトは振り返り、答え始めた。


「ん? あぁ。確か二千年前にはこんな場所はなかったはずだ。ここがどこなのかまるで見当がつかん。もしかするとヴァイスのせいで『魔境』になっているのかも知れないが……」


「じゃぁここは新しい場所、いや、新しくできた五つ目の大陸って感じなのかもね」


「そうかも知れん……」


「そうなるとさ、テトって何のために付いてきたの?ってことになるよね」


「「……」」


「……で、あるよな」



 知らない場所で、有識者が誰もいない大魔境……。


 魔境から始める異世界生活、楽しくなってきた!



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