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気配

家の中はとても清潔感のある日当たりのいい感じの2階建てだった

リビングには暖炉がついていて小さなシャンデリアが付いている

リビングの隣はキッチンで大きなオーブンが備え付けてある

バスルームにトイレは思ったより広かった

二階に上がると寝室として使えそうな部屋が3室あった

「すず!好きな部屋を1つ選んでね」

お母さんに自分の部屋を選ぶように言われたので1つ1つ見てまわる

1つ目の部屋は壁が薄いブルーで落ち着いた感じ

2つ目の部屋は壁がピンクでかわいらしい

3つ目の部屋は壁がクリーム色で暖かみのある部屋だった

どれも捨てがたい…

悩んだ結果、日当たりのいいこともありクリーム色の部屋を選んだ

「じゃあ、父さん達はブルーの部屋を寝室にするよ!ピンクの部屋はゲストルームにでもしようか

物置にならないことを祈るよ」

父さんは苦笑しながら荷物を運び始めた

「すず!お庭のほうにはサンルームがあるのよ!

片付け終わったら見てみて!すごく素敵よ」

お母さんがキャッキャッしている

「うん。後から行ってみる」

リビングはサンルームにつながっていて、サンルームから庭にでることができるらしい

とりあえず自分の荷物を車から運ぶことに専念した

かなり荷物があり、気が遠くなる

ある程度の荷物は引っ越し業者の人が運んでくれているけど、それでもかなり運ぶ必要があった

車から二階に荷物を運ぶこと往復5回…

「…死ぬ…」

やっと運び終え、荷ほどきを始めた

服をクローゼットに入れ、本や教科書を本棚にしまう

「疲れたなー」

独り言をいいながら、ふと窓の外をみた

「え…?」

窓から人が覗いている…

ビックリして目をこする

もう一度窓を見ると誰もいなかった

「疲れてんのかな…嫌な感じはしないんだけど」

幽霊が近くにいると、だいたい少し寒くなったり

ゾッとしたり、ふわっと暖かくなったり

いろいろ感じるが、特になにも感じない

「おかしいな…」

また独り言をいいながら作業に戻った


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