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プロローグ的なアレ その3

部屋に入った瞬間感じた違和感?気配?みたいな言葉に出来ない感じを気にしながらも、オレは警備員と共にスチールの机を挟んで座り、しばらく待っていると後から社員らしき人物が入室。警備員とスイッチした。さあ、事情聴取開始であります。

「失礼します」と対面して座った人物は特徴の特に見当たらないごく普通の社員。仮に普通Aとキミは今後オレの中で呼称しようなどと考えていると。

普通Aは「さっそくですが、お名前をお聞きしても宜しいですか?」と自分も名乗りながら言う。

まあ、スタンダードな開始だわな。まあオレはここに来て名乗らずに波風は立てるのもなと素直に受け答えする(本名は名乗らないけどwよそ様のコンプライアンスなど信用してないからなw)。

ひととおり先程の経緯を話し終わり、確認するのでしばしお待ちくださいと退室していく普通A。警備員と取り残されるオレ。

この場で携帯いじるのもなあと手持ち無沙汰のオレは先程の違和感?が急に気になり出す。

気になり出すと今度は更に他の人物の声も気になり出す。

警備員は無言。隣室と言う訳でもなさそうだ。この部屋の中?

バカな?他に人はいないからオレはここへ通されたんではないのか?

あたりを探りながら耳を澄ますとどうやら外国語で話し笑ってる。

ん?米語のスラング?誰かをバカにしている?

ん?コレの相手は俺じゃねぇか?どこにいやがる?

「YO!Jxxp!」「That´s you!Foureyes!」「NERD!」「Hey!Shoplifter!」などと嘲笑いながら言っている。

完全にオレ目掛けた口撃だ。


まてい!おれは日本人だし、眼鏡男子だし、おたくっぽいが…スポーツもスノボやカヌーなどするし、キャンプもするアウトドア派でもあるから厳密に言うとNARDではない。そもそも万引きでここに連行されたわけではない!

おのれ腐れアメリケンどこじゃあと索敵する俺。

警備員の目は厳しくなるが止むおえまい。

このFPSエンジョイ勢と言われるオレには相手の様子や人数など、耳から情報を得ることは容易いのだ!そこじゃい!と机の引き出しを順番に開けるオレ。何してんの?アンタとばかりにジト目の警備員。

一番下の深めの引き出しを開けた時、バカな空っぽだと?いや、こんなとこに人が入るは訳は無いんだが…ん、小説?ジャンルはSF、表紙のくどい米劇画のタッチは90年代ものか?ガルガン星雲への光?くそつまんなそう。じゃなくて表紙の絵動いてませんか?

え?ええええ???


もう1回、えええええええ??


なんじゃこりゃあああ?




まだまだ続くよプロローグ

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