プロローグ的なそれ 【きっかけってさ、だいたいは地雷なのよねの巻】 その1
つい思いつきで始めて見ました。
プロローグ的なそれ 【きっかけてさ、だいたい地雷なのよねの巻】
その1
「ほう、それらが見えるかね?しかも負けてない。オモシロイ
なキミ」何人か引き連れた見事なシルバーデビル…失敬、白髪
の目が鋭い只者ではなさそうな後期高齢者もとい御老人。
怖い、なんで更に近寄ろうと手をわさわささせているのか?
目をギランギランに光らせているのか?
こえぇぇぇ!も、もうあのワードを言うしか…ないの?
「ど、どうしてこうなったぁぁぁ!!!」
話は一時間前へ遡る。
今日は細々とした買い物とオレの大好物のため、この地方の代
表的な新幹線も止まる政令指定都市へ電車に揺られて遥々(乗
り換え込みで40分かかった)やってきた。
住んでる街はソコソコ田舎だがソコソコ街でもあった。
モールも近隣に2店舗あるし、飲食店もたくさんある。
大企業だって聞けば皆が知ってる企業の工場が2種、
とある企業はなんと本社がある。
揃わないものはステータスくらいのそんなどこにでもある街。
なんでわざわざここまで来たかと言えば休日だもの、
若者は郊外の街から大都市を目指すよねってだけじゃなく、
今日はクルマより電車なキブンのなんとなくそんな単純などう
でもいい話。
諸々の買い物を済ませ、いざ書店へ。
吾が輩、書物が大の好物でござってな…
テンション上がって少し一人称おかしくなるくらいには読書好き
なのです、アテクシ。
この地方を代表するターミナル駅、(行きは地下鉄への乗り換え
だけで素通りした)その駅前は再開発だなんだで一面高層ビル
だらけ。まだ工事中な物件もチラホラみられる。
そんな場所の改札を出て、地下街を通り、割りとすぐの所に本日
のメインディッシュも漏れなく位置している。
そんな高層ビルの1つの上階層まるまる3フロアを専有するこの
地方最大の書店、中央にデデーンと吹き抜けがあり、廻りには埋
め尽くす程の膨大な本の壁。
ここに無い本は密林にも無いなんてないなんて言われる一大書店
チェーンの支店に来ているのだ。ここが本日の目的地。
いやー、ウキウキしますなぁ。
エレベーターを降り、いつものルート、店内の一階から三階を行
ったり来たり。マンガからラノベ、小説、歴史書の類、
一般書籍、実用書まで一通り巡って
いやー、買いにも買ったり諭吉様2人分。
ワタクシ大満足ですわ。
今月バイト頑張んないとなぁなんて思いながらも出口に向かう。
む、なんだあそこ。ふむふむ家具やら雑貨のコーナーね、
ちょっと冷やかしに…行かなければよかったorz
なんだよコイツ(店員)は?
“このなんちゃってシェフの気まぐれイケメン風エセ爽やかサラダ野郎”わ!ノルマか知らんが、「要らん」言うとるのにセールスが本当にシツコイ×2
しかも、丁寧に断ってブッチここうとしたオレの前に足を出し
オレの進路を妨害するとな?
ふ、ふーん。
宜しい、ならば戦争だ!スイッチオーン!眼鏡キラーン!
冒頭長めですが面白くしてく予定ではあります。