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第二十話

 やはり、車というのは速いもので…


「着いたぞレナード」


「速い…」


 目の前には、森が有った。

 俺らの正面には切り開かれている道があり、その先に洞窟の様なものがある。

 洞窟の入り口の両脇には光が灯っている。

 空を見ると、もう夕方であった。


「うーむ、今日は一旦飯を食って寝るか。明日から中に入ろう」


 師匠が提案し、俺とおっちゃんが賛同。

 4人で飯を食い、カエデは車の中、男組は外で火の番を交代しながら寝た。



 朝が来た。


「起きろー」


 師匠が眠そうにおっちゃんを揺すっている。

 車のドアが開き、カエデが出て来た。


「よし…朝飯だ」


 師匠の作る飯は何気にうまい。

 4人とも完食、洞窟に入る道具を用意し始めた。


「たいまつ、剣、盾、携帯食料…こんなもんか?」


「そうっすね…」


 そんなわけで、飯を食ってから数十分後。

 俺らは洞窟の前に立っていた。


「行くぞ…」


 師匠が先導をきり、俺、カエデ、おっちゃんと続く。

 続くが…


「うお!」


 師匠、入り口直前で尻餅。

 酒飲みすぎだろ。


「おっかしーな」


 言いながら、歩き出そうとして転倒。


「……結界か」


 おっちゃんが呟いた。


「え…結界?」


「ああ、多分特殊能力がある人間しか入れないんだろうな」


 まじっすか…


「じゃあ、行けるのって俺だけ?」


「さあな…まだ自覚してない能力が俺にもあるかもしれん。透視能力とか」


 このおっちゃん、変態である。

 しかしそんなことを言いながら洞窟に入ろうとしたおっちゃんも尻餅をついたわけで…


「じゃあ、俺が行ってみるか」


 俺が通れてもカエデを帰すのに関係ない気がするんだが


「お、通れた」


「うーむ、レナードだけ転ばないのは悔しい」


 師匠が呟く。ひでぇなおい。


「カエデは?」


 おっちゃんが言う。尻餅をつかせるわけにもいかないので、俺が抱えて通る。

 ちなみにカエデの希望によりお姫様だっこ。腰が痛くなるぞおい。


「あら、通れた」


 師匠の言葉。

 てかなんで通れんの?


「じゃ、そういうわけだから」


 おい!置いていくのかよそこで!

 って、ジョークかと思ったら本当に歩いていっちゃうし…


「じゃあ、飯用意しながら待ってるぞ!」


「はい、りょーかい」


 しょーがねえな


「行くぞカエデ」


 手を握って、地面が滑る洞窟を歩いていく…

あ…あれ?

もうちょっと続くはずだったのに終盤のストーリーが…

うーん、もう一人の俺が『告白は激闘だ。の続編早く書こうぜ』とうるさいぜw

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