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一人ぼっちの朝
朝起きて
あなたの面影を探す
部屋に差し込む光
僕の体に突き刺さる
何度繰り返しても
あなたの面影は見つからない
当然の話だけど……
私があなたを求めても
あなたは私を求めていない
あなたは強い人だから
「一人でも生きていける」
あなたの口癖……
あなたの声
私は今日もまた余韻に浸る
あなたのことを
思い出せば思い出すほど
頑張れる気がする
でも それも本当は嘘
あなたがいなければ
あなたを思い出せば思い出すほど
胸が張り裂けそうなほど苦しい
なんで私を一人にするの?
返ってこない答えに
当然と思いつつも
私は期待していた……
あなたが答えてくれるのを……




