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毎日投稿2017 【詩集へ】  作者: 月野 光


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果て……

苦しい時

辛い時

決まって隣には誰もいない


あーまただ……

また誰かが離れて行く


誰が悪いわけでもない

全ては時の運


いつぞや言われた言葉が

響く……


でも 僕は 私は

なんとなく気付いている


僕が悪いこと……


誰かに見捨てられ

誰かを求めて

居場所を得ても

また捨てられて


いったい僕の 私の

居場所はどこ?


静かな部屋に僕の 私の

心の声が響き渡る


必死に助けを求めて

必死に生きている


けれど結局

誰かに縋り

誰かに甘えていただけ……


僕の 私の

心から 体から

壊れる音がしても

壊れてしまっても

もう構わない


僕も 私も

ここにいても意味がない


さよならは

相手がいなければ意味がない


だから僕は 私は

さよならも言わずに

一人静かに逝くよ


傷つけることも

傷つけられることも

癒されることもない

この世界の果てへ……

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