表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
毎日投稿2017 【詩集へ】  作者: 月野 光


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

69/365

春に想いは……

 大切な人が泣いたあの日

 僕は隣にいることができなかった


 散りゆく夜桜に街灯の光が重なる

 僕は光から目を逸らすように俯いた

 春風は冷たく僕の頬を撫でる


 苦しくて 苦しくて

 何もできない僕自身が情けなくて

 大切な人を守れなくて……


 行き場の失ったこの想いを

 どこにぶつければいいのだろうか……


 想いを受け止めてくれる大切な人はもういない

 この夜空も 夜桜も 僕のこの想いを受け止めてはくれない……

 見上げるだけで苦しくなるだけ…… なのだから……


 誰か僕のこの想いを受け止めてくれ……

 そうじゃなきゃ僕自身を壊してしまいそうだよ……


 こんな想い

 どうすればいいの?


 溢れる想いを抑えきれずに漏らす僕

 春風は無感情にも冷たく吹きつけた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ