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毎日投稿2017 【詩集へ】  作者: 月野 光


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求めていない朝

 小鳥の囀りが聞こえる

 部屋に差し込んだ眩しいくらいの光

 求めていない朝が訪れる


 どれだけ朝を拒んでも

 どれだけ僕自身を拒んでも


 何一つ変わらない……


 大切な君がいなくなったこの世界に

 僕の居場所なんてあるわけない


 何度も何度も朝日は昇り

 何度も何度も夜が訪れる


 夜には君がいない現実が受け入れられず

 眠りにつくまで枕を濡らし続ける


 朝になればなぜ僕だけが生きているのか

 自問自答を繰り返す


 いっそ死んだ方がマシだ……

 君のいない世界に僕が生きる意味もない

 君が僕の全てで 僕の世界だった……


 そんな僕と裏腹なスッキリとした朝が

 いつの間にか大嫌いになっていた……


 早く君の元へいきたいよ……

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