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毎日投稿2017 【詩集へ】  作者: 月野 光


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薄く霧がかった景色

夜空には儚く月が浮かぶ


街灯がポツリポツリとある住宅街を

一人歩く


僕の影は何人かになり

増えては減り 減っては増えた


街灯から差す光は

どこか神秘的に感じる


僕は誰だろう……


ふいに恐怖に襲われた


答えの出ない問いかけは

心の中で静かに息をする


考えない生き方の方が楽なのかもしれない……

それでも僕は考えてしまう


相変わらず馬鹿な男なのだろう……


なぜ 影があるのだろうか……

なぜ 僕はここにいるのだろうか……


地面に照らし出された影は

静かに揺れる


答えの出ないまま

ただ 僕は暗い夜道を歩いて行く

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