表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
毎日投稿2017 【詩集へ】  作者: 月野 光


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

65/365

日没

 茜色の空が広がる

 微かに冷たい風が吹く

 もうすぐ夜が来るのだろうか……

 白い月がうっすらと浮かんでいる


 僕は一人その景色を眺めては

 君との思い出に浸る


 後悔しか残らない別れ際

 必死に忘れようとした

 でも 忘れようとすればするほど

 その記憶は僕の胸を 頭を

 締め付ける

 まるで忘れるな と言わんばかりに……


 君との別れ際が

 二人の記憶をどんどん黒く染めてゆく

 この空のように……


 君を好きな気持ちは変わらないのに

 僕は僕自身が大嫌いになっていた


 言葉には何の意味も感じない

 僕はただ 君の温もり 心を

 感じていたかっただけ……


 真っ黒に染まった空に

 儚く輝く月と星たち


 僕は暗闇に溶けてしまいそうだ……

 零れ落ちた涙でさえ星の輝きのようだった……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ