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毎日投稿2017 【詩集へ】  作者: 月野 光


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ベンチ

広々とした空き地に

ポツリとあるベンチは

世界から忘れられたように

悲しげに そして

寂しげな面立ちで佇む


僕だけは……

僕だけはこのベンチを忘れない

大切な人との思い出が沢山詰まった

あのベンチ……


たとえ誰もが忘れたとしても

僕は大切な人との思い出とともに

思い出すだろう


あのベンチから見えた夕陽も

それを遮る電車も

大切な人の横顔も……


なぜだか胸が苦しくて

なぜだか目頭が熱くなって

いつの間にか泣いていた……


僕は忘れられてしまうのだろうか?

あのベンチを僕が覚えているように

僕を誰かは覚えていてくれるのだろうか……


僕は ベンチに腰をかけ

ゆっくり沈む太陽を眺めた

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