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毎日投稿2017 【詩集へ】  作者: 月野 光


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冬の夜風に

白い息が吐き出される


あなたの溜息が

凍った空気を温めた


緊張の糸が切れたように

何かを決めたように

あなたは息を吐き出した


そして……

あなたは 告げた

「別れ……ようと思う……」


聞きたくなかったあなたのその言葉

薄々気付いていた

気付いていたのに信じたくなかった

まだ 大丈夫…… まだ一緒にいれるはず……


淡い希望を抱いていた私がバカみたい


どうしようもなくて……

胸が苦しくて…… 呼吸さえも出来ない……


私は溢れそうな想いを必死に抑え

あなたの言葉に答えた

「そっか……」

冷たい冬の夜風は

私の想いを遠くへ

そう…… 遠くへと運んでいった

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