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毎日投稿2017 【詩集へ】  作者: 月野 光


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雨の日

君の言葉を

何度も何度も思い出す


君に伝えたかった言葉を

何度も何度も思い出す


記憶の欠片は集めては砕かれて

もう戻らない日を僕に見せる


悔しさも悲しみも

苦しみも切なさも

君がいたから感じた


想いは虚しく空へと消えて

それはいずれ空から零れてくるだろう


また雨が降る


君と僕が出会ったあの日のように……


悲しく けれど どこか楽になるような

そんな雨が今日も僕に声をかける

「泣いてもいいんだよ」


僕は一人雨に打たれながら歩く

君との思い出を噛み締めながら……

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