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毎日投稿2017 【詩集へ】  作者: 月野 光


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雨の中で……

土砂降りの鉛のような雨

傘もささずに一人歩く


もう何回目だろう

自分を責めたのは


もう何回目だろう

後悔したのは


裸の木の枝

その奥にある白い光を放つ街灯とが重なる

木についた雨粒は儚く輝いた


胸が苦しい……

まるで心臓を何かに

ぎゅっと握りしめられているように


僕はダメな人間だ

そう言い聞かせなければ

自分を保ってられない


僕だけが悪者になれば

君は救われる


大切な君にだからこそ

言えない真実もある


僕は君のために死ぬことだってできる……


打ち付ける土砂降りは

そんな僕に怒ったように

さらに激しさを増した


心の中で想う

まだ君といたかった……

まだ死にたくない と……

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