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毎日投稿2017 【詩集へ】  作者: 月野 光


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またね

降る雪が雨に変わる別れ際


冷たくなったこの手は

ぶらり

行き場もなく垂れる……


受け止めてくれない

あなたはまたどこかへ行ってしまう


なんで?

どうして?

嫌だよ……


これは私のわがままなのかもしれない……


でも

もう誰かが私の前から

いなくなるのは嫌だから……


あんなに痛いことはないから……

痛くて痛くてきっと耐えられないから……


私の想いは

まるで雨で増水した川のように

ただただ流されていく……


さようなら


最後をこの言葉で終わらせたくない


だから私は


またね


ただそれだけを言った……

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