321/365
リング
あなたからもらったこの指輪
今は一つ虚しく光る……
片割れの指輪だけが
ここにある
瞼の裏にはあなたと過ごした日々が
まるで昨日のように焼き付いて
私の身を焦がしてしまいそう……
あなたのいない日々なんて
アルコールのない
アルコールランプみたいだ……
何も起きない
何も感じない
いつからこうなのだろうか……
リングにちょこんと触れて
あなたの肌に触れるように
スゥーッと撫でる……
ただこうして毎日を過ごす……
あなたが
いつか帰ってくるのだと信じたくて……
あなたからもらったこの指輪
今は一つ虚しく光る……
片割れの指輪だけが
ここにある
瞼の裏にはあなたと過ごした日々が
まるで昨日のように焼き付いて
私の身を焦がしてしまいそう……
あなたのいない日々なんて
アルコールのない
アルコールランプみたいだ……
何も起きない
何も感じない
いつからこうなのだろうか……
リングにちょこんと触れて
あなたの肌に触れるように
スゥーッと撫でる……
ただこうして毎日を過ごす……
あなたが
いつか帰ってくるのだと信じたくて……
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。