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毎日投稿2017 【詩集へ】  作者: 月野 光


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319/365

夕空、黄泉への想い

二つあった足跡は

いつしか一つになるのでしょう


もしもそれが今なのだとしたら

私はきっと耐えられない


明日でも

明後日でも

私は耐えられない……


秋の夕暮れがなんとも儚い

終わりに向かう

カウントダウンをされている気がする……


刻一刻と辺りは

暗く黒く染められてゆく……

太陽が沈むその刹那

一点の輝きが闇夜を照らす


やがてその光さえも

夜にかき消されていく……


まるで空と太陽を切り離すように……

私とあなたも切り離されてしまう……


行かないで

その言葉さえあなたには聞こえない……


もうとっくに足跡は一つだけだから……


いつかまた

あなたに会いたい

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