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毎日投稿2017 【詩集へ】  作者: 月野 光


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304/365

人もまた、家畜

満員電車はまるで

牛舎のようで

乗り換えは

家畜の大移動かと……


家畜は人によって左右される……

でも

その人は時間に左右される……


人にとって時間は飼い主


家畜も社畜もよく言ったもの……


似た者同士


電車に詰め込まれた人間と

車や牛舎に詰め込まれた家畜は

もはや同じである……


毎朝電車が訪れる時の機械音を聞き

それに向かうように走る連絡通路


牛を牛舎に入れるのに

口笛で呼ぶ……


同じである……


人には想いがある

動物にはそれがない


それが大きな違いなのに……


私の目に映る人間は

どれも家畜にしか見えない……

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