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瞳の奥
君の瞳の奥にあるものを
僕は知らない
君が
何をみて
何を思って
何を感じるのか
いくら考えても
辿り着けない……
君だけのものだから……
土足で踏み込んで弾かれて…
そんなことで傷付いて
そう
勝手に傷付いただけ……
僕はただ
君の瞳に映るものを知りたいだけ……
それだけなのに……
君はそれを許さない
意識してようが
意識してないとしても
それが
ただ一つの事実なのだから……
君への距離の問題じゃない……
みんなそうだ……
僕もまた同じなんだ……
だから
言葉は必要なんだ……




