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毎日投稿2017 【詩集へ】  作者: 月野 光


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一人ぼっちで見上げた空

仰いだ空から雫は垂れて

やがてこの身を包むだろう


何かが変わるわけでも

何かが起こるわけでもなく


ただただ

時が流れる

雲が流れる

涙が流れる


気にしないように

気にしないように


そう言い聞かせるたびに

僕の鼓動に君は刻まれる


逃れることのできない痛み

息さえもできない


一人ぼっちで見上げた空

どこまでも雲が続いては

大粒の涙が落ちてくる


地面に

当たっては乾き

当たっては乾き


けれどそれもまた無くなって

地面に当たっては

大きな水溜りを作る……


見上げた空は

まるで最後の君の表情のように曇天だ……

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