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毎日投稿2017 【詩集へ】  作者: 月野 光


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風に乗せて

冷たい風が吹く

木々はざわざわと音を立て

僕が歩くたびに風を切る音が

ヒューヒューと聞こえる


誰もいない静かな道

君は相変わらず隣にいない


冷たくなる頬

冷たくなる手

いつしか僕の心まで冷たくしてしまう

そんなことを想うと怖くなる


君に教えてもらった

明るく生きる道も

君を失って

暗く冷たい道に変わる


僕は生きていていいのだろうか

もし君じゃなくて僕だったならよかったのに……


僕はやっぱり君みたいにはなれないよ


悔しいくらい僕は僕だから……


君にいてほしかった


こんな想い

届くはずもないのに

今日もこの冷たい風に乗せるように

一人 想いを馳せている


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