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君の存在
足元のこの蟻も
必死に生きている
それなのに
僕はまたお日様に背を向ける
情けなくて
何も誇れなくて
大好きなお日様さえも
恨んでしまう
まっさらな青空に
イライラして
寂しくなって
空が雲を忘れたような
そんな気がして
なんだか寂しくなる
バカだな
と1日が始まり
溜息で終わる毎日
分かっていても
分かりたくない自分が
毎日鏡に映る
その度に
死にたくなる
その度に
どうしたらいい?
と問う
ちっぽけな蟻でさえ
仲間のために働いている……
でも今の僕には
それはできない……
たった一人の君が
隣にいない……
ただそれだけなのに……




