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毎日投稿2017 【詩集へ】  作者: 月野 光


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一目惚れ

駅のホームで

すらっと立ち尽くした君がいる

長い髪はひらひらと風で靡く

薄い明るい色の服を着た君


そんな君を横目で眺める


手で髪を押さえる仕草

スマホを片手に立つ姿


そんなありきたりなこと


スマホを眺める君は

僕には気付かないけれど


それでもいい

君を見ているだけで僕は

なんだか救われている気がする……


願うなら君に届けたいこの想い

叶うなら君とちゃんと出会いたい

祈るなら君に声をかけてほしい


僕はいつまでも待ち続けてしまう


自分にそれらしい言い訳をして……

それがダメなことだとわかっていても……

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