表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
毎日投稿2017 【詩集へ】  作者: 月野 光


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

240/365

雑草

道端にいる雑草

僕は彼らにさえ

勝てないかもしれない


彼らはいつだって

たくましくそこに立っている


人の手で切り刻まれようと

雨に降られようと

風に煽られようと


彼らは変わらずそこに立っている


僕は彼らには勝てない

そう確信した


クーラーのある部屋

好きな時に寝て

好きな時に食べて


そう出来るのが当たり前のように

甘えた世界で

人は何十年も生きてきているのだから……


人であることが恥ずかしい……


いっそ雑草の方がいい……


誰の目にも止まらない

目に止まれば邪魔者扱いをされる


それでも僕は

雑草になりたい……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ