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花が芽吹く
夜風が心地いい
風が君の長い髪を揺らす
打ち上げられた花火
手元に灯された線香花火
二つの影は揺れ動き
そして交わる……
隣の君の横顔は
微かな線香花火の光で
いつになくホッとする……
打ち上げられた花火が花を開けば
辺りはまるで夜のパレードのように
華やかに……
そして心がそわそわとする……
湧き上がる感情が抑えられない
隣の君の笑顔が眩しい
心から愛おしい
線香花火が枯れると
僕は君を抱きしめた……
傍にいたい……
傍にいてほしい……
これからもずっと……
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