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毎日投稿2017 【詩集へ】  作者: 月野 光


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いない……

しとしと……

しとしと……


雨が降る


零れ落ちた雨は

僕を濡らす


僕の肌を流れては

地面へと打ち付けられる


雫は地面で弾け

辺りに水溜りを作る


傘はいらない……

傘なんていらない……

君の姿が隣にないのなら……


僕はなぜここにいる?

ここで息をしている?


僕だけがここに……


君はいない……


空を仰いでも見えるのは

厚い雲だけ……


君の姿はどこ?


僕はいつまでも

君の面影を想い描き


そして今日も願う……


君との大切な時間が戻ってくるように……


と……

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