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毎日投稿2017 【詩集へ】  作者: 月野 光


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211/365

あの日と君と……

憧れた君が

風の如く過ぎ去る

遠い過去へと……


僕なんかじゃ届かないところへ……


思い出される記憶


突然降り出した雨に打たれる

濡れた制服

濡れた髪

そんな僕に

傘を添えてくれた君


あの日を思い出すほど


なぜだかとっても温かくなって

なぜだかとっても苦しくなった……


君の優しさが眩しい

それどころか痛いんだ……

胸にぐっと突き刺さるみたいに……


もうどうしようもないんだ……


毎日

そう毎日ずっと

この痛みから逃げられないんだ……


もう嫌だと思っても

辛いと思ってもどうしようもないんだ……


それが君を好きになった僕の背負う責任なのだから……


もう誰もいらない


君がいればそれでいい……

それだけでいい……


僕はあの日のように

雨に打たれては

君が来ることに期待した……


もう来ないことなんてわかっているのに……

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