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毎日投稿2017 【詩集へ】  作者: 月野 光


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209/365

思い出す限りは……

部屋に差し込む月明り

微かに残るシャンプーの香り

枕に染み付いて

まだ君の温もりを感じる


いつの間にか広くなった

ダブルベッド

減らなくなった君のシャンプー

置き去りになった歯ブラシ

しばらく見ていない

お揃いで買ったマグカップも


今はただただ

僕を沈ませる……


まるでやる気が起きない……

まるで生きてる心地がしない……


君がいない…


毎晩君を思い出す


思い出せる限り

少しだけ楽なのだ……


思い出している時だけ

本当に生きている気がする……


君との思い出が瞼の裏に

映し出される限り


僕はもう少し生きていられるだろう……


君がいないこの部屋で


今夜もまたただ疲れたように眠りにつくのだろう……


君にいつかまた会えることを月に祈って……

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