表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
毎日投稿2017 【詩集へ】  作者: 月野 光


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

192/365

叫びたいのに……

目の前に広がる

広大な海へ叫びたい


夕日は水面に

ゆらゆらと

ギラギラと

揺れ映る


人気も減りつつあるこの浜辺

私は一人佇む……


思い出をなぞるように

足を運んでしまった


全く何をやっているのか……

自分でもそう思う


お腹の底から

胃を蹴り破るように

声帯を蹴り破るように

沸き立つ想い……


私は必死にこらえる

今ここで叫んでしまったら

あなたが

あなたがいないことを

受け入れてしまったことになるから……


私はあなたの傍にいたい


ずっとずっと

あなたの傍に……


私は今日もお腹の底に

胸の奥深くにある

この想いを声には出さず、

心の内側で叫び続けている……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ