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毎日投稿2017 【詩集へ】  作者: 月野 光


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決別の夜

君のまっすぐなその視線の先

それはもう僕ではないのだろうか?


いつまでも続く恋人ごっこ

僕は都合のいい男なのだろうか?


君のことを想い

君のことだけを想った


でも 君は

そんな僕を裏切った

そう思い込んでいた


本当は僕が悪いはずなのに……


君の笑った顔

君の泣いた顔

君の心配そうな顔


思い出すだけでも

見えない鎖に縛られる


これは罪なのか? 罰なのか?


結局 君を傷つけた事実は揺るがない


今 僕を苦しめているのはきっと僕自身

自業自得

それでも君はそんな僕を

「好き」

と言ってくれた嘘だろうと本当だろうと

その記憶もまた揺るがない


僕はその言葉と自らの罪を背負い

これからを生きてゆこう……


優しい月明かりの差し込む部屋で

一人枕を濡らしながら呟いた


「一緒にいてくれてありがとう」

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