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助けてと……
私は私自身に嘘をついた
あなたのために……
あなたの嘘にも気付いた
でも見てないふり
あなたは私とは違う
あなたにはたくさんの人がいる
支えてくれている
大丈夫……
大丈夫……
私は自分に言い聞かせて
また
私自身に嘘をつく
あなたにも嘘をつく
ずっと水の中で
息を止めているように
苦しくなる
息をしたいのに出来ない
そんな水中にいるように
冷たくて
寒くなってくる……
誰か助けて
誰か気付いて
心の叫びは誰にも届かない……
声に出してないのだから……
それに私はもう
一人ぼっちなのだから……




