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毎日投稿2017 【詩集へ】  作者: 月野 光


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都合のいいこと

最低な僕が

平気な顔をして鏡に映る


もう嫌気がさして

鏡をぶち割る


バリーンと響くと同時に

バラバラと鏡の破片は落ちる

拳には血が滲んだ


痛くなんてない

痛みなんてない


君に負わせた痛みに比べたら……


一体何回君を傷付ければ気が済む?


問いかけても問いかけても

うんとも

すんとも


言わない


分かっていても

分かってるのに


君を傷付けてしまう


だから僕は

君の前から姿を消そう


それが正しいと信じたくて

同時に

それがずるいことだと知っている……


でも僕にはこのくらいのことしか

考えられないから


さよならを告げた

罪を背負い償うために……

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