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再会を信じて……
いつもの公園で
屋根付きベンチに腰掛ける
小雨は次第に本降りへ
堪えた涙は零れ落ち
地面は濡れ
そして
水溜りを作る
雨は嫌いだ
あなたと出会ったあの日も雨だった
あなたがいなくなった日も雨だった
あなたとの出会いが間違いなら
私はもう何が正しいのかわからない
間違いを正解に変えられたら……
もう叶わないことだとしても
いつかきっとそのチャンスが来ることを願って
あなたとは少しの間お別れ……
私があなたにふさわしい人になれたなら
いつかきっとまた巡りあうことができると
私は信じていたい……
だから私は前を向くよ
あなたに負けないように
あなたに恥じないように……




