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憂鬱な心
時計は午前2時を指し示す
なんだか眠れない日が続き
なんだか夜が怖くなる
君と別れた時からずっと
モヤモヤと心は曇り
胸がずっと重たくて
息苦しくて……
君のために頑張れた
君に会えるから
君を抱きしめられるから
君は僕の太陽のようだった
そんな君がふと見せる
悲しそうな顔に僕は何もできず
別れた後も何もしてあげられなかった
僕はきっと他人にとって害なんだ
そう思い始める
そう思い込み始めた頃から
僕は毎日は狂い始めた
毎朝駅のホームで電車が来ると
飛び込めば死ねるかな?
そんなことを考えてしまう
毎日が苦痛で
毎日がまるで白黒映画を見ているようで
対して変わらないものだけが目に映る
もううんざりなのに……
そう呟く心の声も
いつの間にかいなくなっていた




