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日の出
静かな街並み
まるで誰もいないように
時間が止まったように
冷たい外気と
ひとりでに点灯する信号機
暗闇を照らす街灯
一人歩くこの道の先に
いったい何があるのだろうか
何が待っているのだろうか
その不安と期待が入り混じり
ワクワクが止まらなかった
つい にやけてしまう
徐々に顔を出し始めた太陽
その光はまるで私の希望のように
大きく膨れ上がり輝きを増していく
陽光を見つめ
私は胸いっぱいに空気を吸い込んだ
とても冷たいけれど
とても心地よかった
よし!
今日からまた頑張るぞ!