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-考察- (池上翔太 )

大学に入学してまもなく龍太郎りゅうたろうに友人ができる。

友人の名は池上翔太いけがみしょうた


大学で気が会ってファミレスで食事をする事になった。

そして龍太郎は友人から驚く話を聞く事ととなる。

昨日、読んだ友人(佐久山龍太郎)の日記を思い出しながら

僕は友人(佐久山龍太郎)の部屋へ向かって走っている。


数キロくらいか公園の灯りが見えてきた当たりで走るのをやめ、

手にした友人(佐久山龍太郎)の日記を公園の街灯が照らす

ベンチに座り僕は読み直す事にした。


まずは池上翔太はなぜ最初に出会ったファミレスで

友人(佐久山龍太郎)に神隠しの話をしたのだろう?


友人(佐久山龍太郎)の日記には池上翔太とは大学で初めてあったと書いてある。


初めて会って意気投合したからファミレスに行くという性格でもなさそうである。。

それは日記にも「人としゃべるのが得意ではないのだろうと思った」と書いてある。


池上翔太は「あれ」の事を友人(佐久山龍太郎)に教える為にとった行動ではないのだろうか?

やはり日記の中に書いてある子供の頃の話にさかのぼる事になるのだ。


『日記』


■4月21日

今日は雨。

あまり出かけたくなかったので引越してから、玄関の入り口付近においてある

ダンボール箱の中身を出して整理する事にした。


箱の中身は勉強机の中身が入っている。

ただ、文房具とノートなど整理していくうちにふと

箱の中に写真が数枚一緒に入っているのに気づいた。

小学校の頃の写真だ。


写真には子供の頃の自分と同級生の数人が写っていた。

写真の中の全員がジャージを着ていた。

多分遠足に行った時の写真だ。


懐かしいと思い

その数枚の写真を見ているとその中の一枚に

同級生とお弁当を食べてる写真にアイツが写っている。


今日は気分がすぐれない。


-----------------

公園のベンチで日記の最後に僕は目が止まった。

『日記の最後のアイツとは誰のことなんだろうか』

2日目の友人(佐久山龍太郎)が日記の最後に少しいらだつように終わっている。

昔の遠足の時の写真に同級生ではない誰かが写っていたのだろうか。


もしかすると友人(佐久山龍太郎)の部屋に行けばわかるかもしれない。

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