5話 疲れない程度に自分にも気を使おう
「気持ちは分からなくはない。確かに実には我慢ばかりさせていたかもな。でも自分の部屋にテレビやゲームを置くとなると時間を気にせずやってしまうだろうからダメ。ヘッドホンは耳に悪い。小説はノートに書くのではダメなのか?」
僕の部屋でお父さんとお母さんと話をした。
「確かに僕は受験に協力するとは言ったけど、我慢するなんて言ってないよ。アニメだって見たいしゲームだってしたい。勉強の邪魔になるから暗くなるまで家に帰らない様にしてたし、帰ってからもなるべく音を立てないように静かにして、やる事ないから9時には寝てた」
「でももう気を使うのも我慢するのも疲れた。僕だって好きなことをやりたい。」
「クラスの人の兄弟に、小説書いてネットに投稿してる人がいるんだ。僕もやりたい。ただノートに書いて満足するんじゃなくて、誰かに見てもらって感想貰いたい」
「自分のお金で買うからスマホかパソコンを買っていいでしょ?お父さん」
僕とお父さんはベッドに座って向き合い、お母さんは僕達の前に立って腕を組んでいる。
どれだけ喋ってたんだろう。マリカが「お腹空いたんだけどー!」と叫んでいる。
時計をみたら8時だった。
結果、将来マリカの部屋にと物置にしていた部屋を片付けてマリカの部屋にした。
そして、スマホは早いからとお母さんが使ってるノートパソコンを借りて小説を書く事にした。
マリカの勉強は部屋でしてもらって、僕はリビングでテレビも見れるしゲームもできる。
見れる時間は決まってるし、小説は投稿する前にお母さんかお父さんに見せなきゃいけないけど。
この前、本城君にこの話をしたら「兄さんはもっと面倒臭いですよ」と言っていた。
「色んな人の顔色伺っては嫌味にならない様に対応を変えて、小説だって読者の感想読んであーだこーだ悩んでますよ。それが面倒臭くて僕は空気を読むのをやめたんです」
あれは、空気を読めないんじゃなくて、読まなかっただけなのか・・・。
あんまり空気を読まずに突っ走るのはどうかと思うし、僕は疲れない程度に自分にも気を使っていこうと思う。
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