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本城君  作者: ボアの本棚
小野崎凛子(おのざきりんこ)の場合
10/21

4話 観察結果

「今日観察してわかったんだけど、ママはいっぱい食べて運動しないから太ってるし、パパは運動してるけど食べないから筋肉にならないんだよね。」

ママとパパは一瞬自分たちが食べているご飯を見た。


「本城君が言うには体重は数字じゃなくて見た目なんだって」

「運動系の人はいっぱい食べて運動して脂肪を筋肉に変えて、文科系の人は腹八分目にして軽い運動で頭に使う糖分を作るんだって」

ママは箸を置くかどうか迷ってるみたいに手をウロウロさせている。


「それでどうせ痩せるなら将来に生きた痩せかたした方が良いって言うから、ちょっと考えたんだけど、私将来小説家になりたいなって思ったの」

「だからご飯は少なくって思うんだけど、どうしてもお腹すいちゃって我慢できなくて食べちゃうんだよね、今日もそうだし、ママが料理下手だったら我慢できるのに」

「それに運動も苦手、体育好きじゃないもん。」

「それでママたちは将来何がしたくて、太ったり痩せたりしてるのかなあって思ったの」

「なんで?」

ママが少し考えながら答えた。


「えっっとぉ・・・。ママが太ってるのは・・・」

「甘えです、将来なりたいものは特にありません」

と答えて顔を手で覆ってしまった。

箸がテーブルに落ちてカラカラ鳴った。


「パパは昔見た映画の俳優に憧れて、あの人みたいになりたいって頑張ってきたんだけど、パパそんなに痩せてるかな?ご飯も栄養を考えて作ったんだけど・・・、ダメかな」

腕を組んで考え込んでしまった。


「凛子は小説家になりたいんだ。ママも何か、考えて見ようかな・・・」

「パパはやっぱりあの俳優みたいに筋骨隆々のカッコイイ男になりたいな!」

ママはちょっと落ち込んだように、パパは決意したように言った。


翌日から私たちの生活は少し変わった。

ママはご飯の量をかなり減らしたし、パパはご飯のカロリーと栄養の数字を見直したみたい。

朝は3人で外を散歩、夜はパパのDVDのダイエット運動をすることにした。


突然「私YouTuberになる!」と宣言したママには驚いたけど、本を読んで面白さを伝える紹介動画を作りたいらしい。

私も一緒にやることにした。


こんにちは、ボアと申します。

もし「面白い!」と思われたら

感想などいただけると参考になりますので

嬉しいです。

よろしくお願いします。

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