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5話 四魔相集結

翌日、私は魔王…お父さんに呼ばれて玉座の間に来ていた、玉座の間には私と父の他に魔王妃である母、ルイナと魔王軍の最高幹部の四柱、四魔相が揃っていた。


父と母は2つある玉座にそれぞれ座っているて、四魔相達は玉座の前にある階段の下に跪いている。


そして私は何故か母がノリノリで持ってきた【本日の主役!!】

と書かれたタスキをかけて2人の真ん中に立たされている、死ぬほど恥ずかしい


(え、ほんとになにこれ…)


「さて…みな揃ったな」


「なんだかみんなで揃うのは久しぶりね〜」


「姫様〜!お久しぶりですわ〜!!」


「ハッハッハ!!元気そうなみんなの顔が見れてよかったぜ!」


「魔界の空に穴が空いたと聞いた時はさすがに肝が冷えましたが…どうやら皆様お変わりないようで安心しました」


「ええ、その通りですね、しかし…フフフ…その力を持つ存在が魔族側にいてよかったですよ、これで魔族の勝利は既に確定したようなものですからねぇ…フフフフ」

「えぇ、ほんとにそうねあなた、これなら私達は堕天使を増やすために天使ちゃんたちを見つけて堕落させるのに専念できそう」


(ん〜、みんな個性的だなぁ、そして何より…)


恥ずかしさを何とか抑え、集まったみんなに目を向ける。

四魔相たる魔族の精鋭…いわゆる四天王的ポジションのキャラ達だ、私がデザインしたキャラの中でも好きなキャラ上位に入る者たちが一同に会している…


(うへへぇ…最高…ハッ!い、いけないいけない、つい感動を堪え着なくなってしまった…)


四魔相…魔王に迫る強さを持ち、各々が魔界と人間界双方に拠点を構えた強大な存在、人間界侵攻の大役を負い、彼らの指揮の元その力で少しづつ人の領域を侵略していっている…って設定のはずだ。


名前や肩書きはそれぞれ…


吸血鬼 血相のルテリカ

獣人族 獣相のグルアス

悪魔族 悪相のアデムリ

堕天使 堕相のルールシエール&シーエルルーエ


そんな彼等がここに集まったのは他でもない、以前父にもちかけられた力の制御が目的だ、本来個人の訓練のためにこんな錚々たるメンツが集まることは無いが力の規模が規模なためこうなったのだろう、私としてもうっかりで世界滅ぼすのは嫌なので何とかしたいものだ。


「さて皆も連絡で聞いているとは思うが、今回集まってもらったのは我らの娘たるリアナが素晴らしい力に覚醒した、しかしその力は強大すぎる故に制御がままならぬのだ、みなの力と知恵を貸してほしい」


「もちろんですわ〜!!」


「ガハハハ!!喜んで受けさせてもらうぜ!魔王様!久しぶりに骨のある訓練になりそうだぜ!」


「もちろん私も受けさせて頂きますとも、これほどの力を使いこなせた日には…あの天使や女神共を蹂躙できるでしょうからね」


「フフフ…素晴らしいですね!わたくしも姫様にもこの世に堕落を振りまける力を得られるようご助力致しますとも…フフフフ…!」

「その通りねあなた、姫様と私たちで全ての天使を堕天させる…想像しただけで興奮してきちゃいそう♡」


私としてはできれば蹂躙とかはしたくない、でも好きなキャラである彼らの役に立てるのは嬉しいのでちゃんと訓練は受けるつもりだ、どんな訓練になるのだろうか…


「皆助かる、せっかくみなが揃っているのだから1度全員で訓練場に行くとしようか」


そんなこんなで訓練場に到着する一同、かなり広いが誰もいない、貸切にしているようだ


「さて、まずは基礎から思い出していくとしよう、リアナは凄まじいステータスを持っているが”攻撃”の意思が無ければそのステータスによる破壊等は起きない、これは既に知っているな?」


「はい、お父様」


そうこのシステムが私を救っている要素の一つだ、意味不明なステータスだったが、日常生活を送る場合攻撃力や魔力、速度は基本的に生活に支障がない程度に無意識に収まるとの事だった、ちなみにネフィアが教えてくれた。


(まぁ常に攻撃力とか速度反映されていたら既に世界破壊してそうだもんね…ほんとに助かった…)


これに関しては推測だがゲームの”戦闘”状態とそうでない時の違いがそのまま現実に現れているのだろう、マップを歩いている時速度ステータスが上がってもマップを歩くスピードが変わらないのと同じだ。


「そんなわけだからまずはこの”攻撃”の意思をコントロールできるようにするとしよう」


そういい父が皆に合図をし、全員の力がこめられた超強力な結界が私の前に展開された、凄まじい力を感じる。


「さてまずはこれを壊さないように”攻撃”の意思を込めず殴ってみるといい」


私は言われた通り全く攻撃の意志を込めずに軽い拳を結界に向ける、すると特に何も起こらず以前のような破壊の奔流は起きなかった、正直かなり怖かったので安心した


「よし成功だな、その感覚を忘れるな」


「次は”攻撃”の意思を込めて軽く触れてみるといい」


そう言われ今度は明確に”攻撃”の意図を持って軽く触れる…すると…


ズゴゴゴゴゴゴゴゴ!!バキバキバギィッ!!!


以前のように聞いた事のない轟音が響き渡りその結界を粉微塵に破壊してしまった


「……ひっ…」


やはりこの感覚は全く慣れない、私はその場で尻餅を着いてしまった


「…よし、成功だな、まさか破壊してしまうとは思わなかったが…さすがのステータスと言ったところか」


「す、すごいですわね…話には聞いていましたが…実際に見ると凄まじすぎますわ……」


「なるほど…こりゃ確かに制御できねぇとやべぇことになっちまいそうだな…」


「こ、これは強烈ですね…今の結界は明らかにこの世に存在するあらゆる結界よりも硬く強固なものだったはずですが…まさか触れるだけで粉々になるとは…」


「フフフ…なんと恐ろしくも素晴らしい力……これほどの御業を見ることができるとは、わたくし達は幸せ者ですね…フフフフ…」

「その通りねあなた、これほどの力…これから一体どんな成長をするのかしら」


「大丈夫?リアちゃん、無理はしちゃダメよ?」


「…う、うん、大丈夫だよお母様、これくらいでへこたれてたら魔族の姫の名が廃るわ」


「よし、その意気だリアナ、今日はこの攻撃意思のコントロールに集中するとしよう」


そうして私は丸1日を攻撃意思のコントロール訓練に費やした、それだけなのに心労がかなり来てしまい終わった後の私はベッドに直行していた


(ぅぅ…疲れた…)


「お疲れ様です、姫様、どうでしたか?訓練の方は」


「正直順調とは言い難いわ、もう少し時間がかかりそう…」


父と母、四魔相達曰く攻撃意思のコントロールに成功したら次は技術訓練とのこと、技術をみにつければ絶妙な力加減と威力のコントロールができるようになるとの事、その後は新たな魔法やスキルの所得も検討しているそうだ、まだまだ先は長い。


今回学べたことは攻撃意思の強弱によってステータスの反映率が変わることだった、殺意や明確な攻撃意思を持つ場合、ステータスの全てが反映される。


逆にほとんど攻撃意思を込めなかったりするとその分ステータス反映率は落ちるそうだ…とはいえ元が大きすぎる私はそのちょっとの意思で災害になってしまうため仙人になるようなのような修行を行わないと厳しそうで…


(なんか…どう足掻いても災害になりそう…)


そんなことを考える私だった。

闇堕ちシーンはもうちょっと後で登場予定です!

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