警察官と悪役
二人 「よろしくお願いいたします」
ツッコミ
「この前ね刑事ドラマを観まして、警察官が悪者に捕まって、ピストルで殺されると言うところに、形勢逆転!その警察官は悪者を捕まえると言うのを観たんですよ!それがカッコよくってね」
ボケ
「そうですか、そんなドラマがありましたか~」
ツッコミ
「僕もああなりたいと思いまして、どうでしょ、お付き合いお願いいたします。」
ボケ
「今日ここで再現をしたいと言うことですか?」
ツッコミ
「そうなんですよ~でも、僕なりに警察官役になってみたいから、あなた悪役やって」
ボケ
「えっ僕が!僕が悪役やるの…おいこらぁ~!撃つぞ!おらぁ~!」
ツッコミ
「もう始まったの!急だね!じゃあ始めましょ」
ツッコミ
「しっしまった俺は捕まってしまって今、俺はこいつに殺される所だ…どうしたら…」
ボケ
「なに独り言ブツブツ言ってるの?」
ツッコミ
「いやドラマでもあるでしょ場面の説明と言うか、事の始まりとかで伝えることがね」
ボケ
「あっあるほどね…悪いなお前には死んでもらうよ」
ツッコミ
「くそ、俺も終わりかでも」
悪役担当のボケがツッコミにピストルをむける
ボケ
「これで、終わりだ…アバヨ…」
ボケ
「ピリリ~ピリリ~」
ツッコミ
「はっ?どうしたの?」
ボケ
「はい、もしもし…はい…はい、大丈夫です、こいつを仕留めます、大丈夫ですボス!はい、分かりました。」
ツッコミ
「なに!今、電話してたの?えっ、ボスと?」
ボケ
「よく、テレビとかであるでしょバックにはボスの指令で僕が動くと言うやつかな…」
ボケ
「悪いが死んでもらうよ…」
ツッコミ
「切り替えはやっ」
ボケ
「悪いな…これでお前には終わりだな」
ボケ担当がツッコミにピストルを向ける…
ツッコミ
「わわわ!殺される…これまでかぁ~!」
ボケ
「ピリリ~ピリリ~」
ツッコミ
「また携帯が鳴ったのかよ」
ボケ
「はい…あっママ!」
ツッコミ
「ええっママ?何で今ママと電話?」
ボケ
「ごめんママ、今仕事中だか…うん、うん、分かった!だから、分かったって、大丈夫だから心配ないよ…うん…今夜はハンバーグが良いな!」
ツッコミ
「ハンバーグって何を話してるの?」
ボケ
「ママがね「今の仕事頑張ってるか」だって僕がね「大丈夫」って言ったらね「良かった~じゃあ今夜何を食べる?」って言ったらね「ハンバーグ」って言ったよ」
ツッコミ
「あのね、あんた悪役なの…ねっ、「ママがぁ~」とかでなくって、悪役は独り暮らしとかでしょね」
ボケ
「死ねや~!」
ツッコミ
「また急に始まった!わぁ~!」
ボケ
「ピリリ~ピリリ~」
ツッコミ 「また電話~」
ボケ
「なんだよ、仕事中だって!…何?何だよ、だから本当に仕事だって、切るよ!本当に愛しているよ!じゃあね」
ツッコミ
「はぁ?愛しているよって?」
ボケ
「ウチの嫁から、浮気してるって、勘違いしてて参ったよ」
ツッコミ
「大変だね、そんなに疑われてるなんて…いやいや、違うって!あんた悪役~!」
ボケ
「死ねや~!」
ツッコミ
「また直ぐに始まった…わわわ!これで終わりだぁ~」
ボケ
「ピリリ~ピリリ~」
ツッコミ
「なぁんだよ~!」
ボケ
「もしもし!だから違うって!浮気してないから信じてくれよ!頼むよ~今、目の前にいる警官を撃ち殺したら、直ぐに帰るから」
ツッコミ
「えっ俺を殺した直ぐに帰るって、俺は何を?荷物を届けたら帰りますみたいな配達感覚の言い方」
ボケ
「ちゃんと早く帰るから!チャチャっと片付けて」
ツッコミ
「俺はゴミか!」
ボケ
「本当に仕事だから~分かったって、今さ殺される奴の声を聞かせるからねっ、ねっ、ちょっとまって」
ボケ
「ごめん、ウチの嫁…浮気してるんじゃないかって疑ってて、もうね、うるさいんだよ、ごめん電話に出て!声を聞かせるだけで良いからね!」
ツッコミ
「何だよ殺される奴って、失礼だな」
ボケ 「これが、最初で最後の一生のお願い!」
ツッコミ 「俺はお前の友達か!仕方がないな…もしもし~変わりましたけど…って、何で俺が電話に出るんだよ!はい!もしもし電話変わりました今殺されようとする、警察官です!って、いい加減に
しろっ!」
二人とも 「終わります、ありがとうございます。」
警察官ネタが、結局は電話ネタと言う落ちネタで、笑ってくれたら嬉しいです。