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吉田兼部の超短編−春

超短編 井の中の蛙

作者: 吉田兼部

井の中の蛙、大海を知らず。絶対私は井戸みたいな落とし穴にははまらない。


今、欄干の上にいるこいつも、井戸みたいなところに、望んでは入らないはずだ。そんなこと、蛙が思うわけないか。鴨川デルタはとっても綺麗で、とっても憂鬱にさせる。


出町柳駅から特急に座り、同時に明日の予定を開く。まだまだ忙しい。


落とし穴とは、落ちる前は見えないし、気付かない。落ちてから気付き、望める空はもう狭い。


特急は既に発車している。

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