第4話 お買い物
小町が一時的にメンタルメンタルブレイクしたあの日から半月程たった。小町は、俺から聞いた話を小町妹にそのまま聞かせたらしい。しかし、それだけだ。目に見えた変化が小町妹に起こったかと言われれば否である。当然だ、小町妹の人生は小町妹のものに他ならない。何処の馬の骨とも分からない男の挫折話などをいきなり聞かされた所ですべて吹っ切れてしまう程、彼女の焦りも、苦しみも簡単なものではないだろう。俺の話は所詮はただの不幸自慢であり、彼女を救い出す蜘蛛の糸にはなりえないのだ。
だからと言って、すべてを傍観できるほどに達観した人間にはなれない。偽善だろうが、独り善がりだろうが、俺の話が小町妹のなんらかの助けになる事を期待してしまうのは仕方ない事だと思う。それが例え、自分勝手な代償行為だったとしても。
小町とはあれからも一緒に居たり居なかったりする。朝、登校中に顔を合わせれば供に登校したり、学校では話したり話さなかったリだ。俺の極端に狭い交友関係の中では気安い部類の関係と言えよう。
しかし、困ったこともある。最近小町が妙な行動を起こし始めた。俺を何かとクラスの奴と関わらせたがるのだ。
河野もそういった事を言ってくることはあったが、不特定多数の人間と付き合うのを嫌っている俺の意思を汲んであまり俺を人と引き合わせるような真似はしなかった。それでも、俺関連のことで結構、色々とフォローはしてくれてたみたいだが。
しかし、小町は違う。平気で俺を女子の輪の中に俺を引っ張り込みやがった。ふざけるな。
一度だけ俺と河野が小町のグループの女子数人と弁当を食わされたが、小町以外の女子が非常に居心地わるそうだった。あれは河野に話しかけたいけど俺が気になって話しかけられないって感じだったな。さりげなく河野も誘って自分へのヘイトを下げてるあたりが小町らしい。しかし、この案は誰も幸せにならない気がする。
放課後、下校準備をしていたところで河野がやって来た。
「テツ、俺今日部活休みだから。帰りどこか寄ってかない?」
遊びのお誘いだった。特に断る理由もない。
「映画でも見るか?」
何の気なしに言ってみる。
「あ、俺ちょうど見たい映画あるわ」
河野が見たいと言って上げた映画は、今話題の映画の事だった。ニュースなどにもななり、軽く社会現象となっている映画だ。
「じゃあ、それ見よう」
そんな、適当な感じで放課後の予定を決め、それでは行こうかとなった時に河野が思いついたように口を開いた。
「どうせだから、小町さんも誘ってみるか?」
小町か。誘ってみるだけ誘ってみるか。あいつだったら変に気を使ったり、使われたりしなさそうだし。
「あいつまだ帰ってないよな?」
ぐるりと教室内を見渡すと、下校の用意をしている小町の姿を確認したので河野と一緒に近づいていく。
「小町、これから予定ある」
話しかけられた小町が手を休め、考える仕草をする。
「帰りがけにちょっと買い物でもしようかなと思ってたんだけど」
どうやら、予定が入っていたようだ。
「そうか、なら仕方ないな」
「なにか用でもあった?」
「いや、用って程じゃない。今日、河野と一緒に映画を見に行こうって話になったんだけど、どうせならお前もって話になってな」
「映画?何見るの?」
先ほど、河野から聞いた映画名を小町に教えると、その表情がぱっと輝きだした。実にわかりやすい反応である。
「あ、その映画私も見たいと思ってたやつだ。私も行きたい」
「買い物は良いのか?」
「映画館ってショッピングモールのでしょ?そんなに時間取らないから買い物もちょっとだけ付き合ってほしいんだけど。いいかな?」
モール内で済ませるなら、大したロスにもないだろう。
「別にいいぞ」
「本当?やったー」
しかし、河野の奴、やけに静かだな。そう思って河野を見ると、一連のやり取りを見ていた河野が目を瞬かせていた。
「なんかお前ら凄く仲良くなってないか?」
そんな事を言ってのけた。どうやら河野の目には俺たちがそう見えるらしい。
「そうか?」
「近藤君とは結構最初の頃から結構こんな感じだったけど」
俺と小町がそれぞれの答えを返すと河野は面白そうに笑った。
「そうなの?なんか君たち、はたから見るとかなり仲睦まじいカップルに見えるよ」
「そうか」
まあ、それならそれでいいや。小町も別段気にした様子もない。
「ふーん」
俺と小町から気の無い返事を返された河野は苦笑いを浮かべると言った。
「冷やかされて、その淡白な反応、思春期の男女としてどうなの?もっとなんかないの?照れるとか怒るとか」
どうやら男女間の仲を冷やかされた際、照れたり怒ったりするのが思春期の人間の模範的振る舞いらしい。ともすれば俺や小町は思春期を未だに迎えていないのだろうか?それはまずい気がする。たしか、思春期に思春期らしからぬ行動をとる人間は、その後に大人になり切れない人が多くなる統計があると聞く。将来、子供のような大人になって母さんや父さん、なにより沙耶に迷惑はかけたくない。そんな事態にならない為にも俺は思春期とは何かを理解する必要があるのである。
「分かった。次からは努力してみよう」
「いや、別に努力するような問題じゃないけど」
「気にするな。俺の為だ」
さあ来てくれ思春期らしさ。心より、お待ちしております。
「確かに近藤君はあらゆる事柄に対してかなり淡白な反応するもんね。キミはもうちょっと感情を表に出すことを学ぶべきだと思います」
したり顔でそんな事を申す小町。ほっとけ。ていうかさっきの河野の話の中にはお前だって含まれてるんだよ……
「お前に言われたくねえよ」
小町に対して不満をぶつけてみるが、どこ吹く風である。
「私はちょっと違うかな。出るべき部分と引っ込むべき部分をわきまえてるのよ」
そう言って胸を張る小町。
「計算高い性格って事か」
まあ、結構そんな奴だと思っているので今更である。決して悪い意味の計算高さではないが。
「嫌な言い方するなあ。思慮深いって言ってちょうだい」
嘘つけ。思慮深い奴が、俺を女子のグループに放り込む筈がなかろう。どんな拷問だ。
「さて、仲良く話してる所申し訳ないんだけど。そろそろ行かない?映画の上映時間を調べてみたんだけど、そろそろ出ないと間に合わないと思うからさ」
河野が、スマホの画面こちらの方に向けてきた。そこには映画の上映スケジュールが映し出されている。
「あら本当……」
小町が、画面を覗き込んで言った。
「これが、思慮深いってことだぞ、小町」
「そうね、でもキミが偉そうにしてるのがすこぶる気に入らないんだけど」
確かに、友人の手柄を俺が偉そうに言うのもおかしな話である。まあ、いいだろう。
まだ、下校時の騒がしさが冷めやらぬ教室を出た俺たちは、映画館に向け移動を開始したのであった。
放課後~ショッピングモール
俺の通う高校の近くにはショッピングモールがある。もともとは学校だけがあり、その近くに十年ほど前に大規模なショッピングモールが建設され、そこへアクセスするための駅が敷設されたのだ。よって、駅近な上に、帰りがけにショッピングモールに立ち寄れるというかなり好立地な学校となった。
余談ではあるがショッピングモール建設以降、志望する学生が激増し、偏差値も10年前よりかなりあがっている。
ショッピングモールの中には、実に様々なテナントが軒を連ねている。有名なブランドショップはもちろん日用雑貨、本、家電、後は少し変わった面白グッズ等、ここに来ればそろわないものは無いだろう。ついでに映画館もこの中に入っている。そこで映画を見た俺たちは、互いに感想を言い合うなどという事はそれほどせず、小町の買い物に付き合っていた。
「何買うんだ?」
俺が、買い物の目的を尋ねると、それに小町が答えた。
「妹へのプレゼント」
小町妹か。ちなみに、小町妹の存在はこの間、俺が河野に教えた。とは言っても、あそこで起きた事すべてを教えてしまうのは流石に話し過ぎだと考え。小町に双子の妹がいた、程度の事しか教えていない。
「妹って例の双子の?」
河野が小町に聞いた。
「そうそう、今度紹介するよ」
贈り物を探しているのかこちらを見ずに答える。
「なんか、顔のつくりは似てるのに性格がだいぶ違ってたけどな」
先日、短い時間ではあるが、小町妹と話している。その時に感じた事を正直に言った。
「そんなん当たり前でしょ。性格まで一緒だったらさすがに気持ち悪いって」
それもそうか。クローンだって育った環境で違う性格になるっていうしな。
「ところで、プレゼントって妹さんの誕生日かなにか?」
河野が小町に聞いた。それは俺も気になっていたところである。
「近々ね。毎年妹と一緒にプレゼントの交換するんだ。あ、これいいかも」
そう言って小町が手に取ったのは、おどろおどろしい配色のなされた湯のみだった。見る物の心を揺さぶる工芸品という点で言えば文句のつけようのない逸品である。色合いだけであれだけ心理的に影響を与える湯のみというのもそうそうないであろう。すっと見ていたら気でもおかしくなってしまいそうである。
まさか、あれをプレゼントとして検討していたのだろうか……なぜ湯飲み?なによりなんであんな気のおかしくなりそうな配色を選んだ?手に取る方も手に取る方だが、そろえる店も店である。
「こ、こっちの方がいいんじゃない?」
河野が差し出したのはシンプルな淡い桜色のマグカップだった。結構無難なチョイスだと思う。あったこともない相手へのプレゼントのアドバイスとは、たぶん河野も俺と似たことを考えたに違いない。あれは無い、絶対に無い。
「うーん、悪くはないんだけど……」
どうやら、奇抜過ぎるセンスを持つ小町には、無難過ぎるプレゼントはお気に召さなかったようだ。しかしながら、小町妹は毎年あんな物をもらっていたのだろか?気の毒に。
「その湯飲みだけはやめといた方がいいと思う。それは無い。絶対」
はっきりと言ってやった。俺の言葉は小町にも伝わったようで、少し沈んだ顔をしながらも「そうねえ……」等と言っていた。しかし、その後に出てきた言葉は、俺のまったく予想していないものだった。
「確かに、ちょっと可愛らしすぎるかなぁ。これじゃあ、ちょっと子供っぽすぎるもんね」
可愛い、子供っぽい、そんなワードが出てくると思わなかった。カッコいいとか、高貴な色合いとか、ただ漠然といい、とかだったらまだ分かる。言われたところでとても賛同は出来ないがまだ分かる。
だが、可愛い、はない。絶対ない。あの妖気でも放ってそうな湯のみのどこにそんな可愛らしさを見出したというのだろうか。あの呪いのアイテムを子供向けだと?あんなもの子供に使わせてみろ。泣きわめくわ。
「お前、私服とかどうしてるんだよ」
このセンスが私服に反映されているとなると、なんか色々ヤバそうである。恐ろしいが聞かずにはいられない。
「え?普通に買ってるけど」
「うおぅ……」
その時、俺の脳裏には毒々しい配色のシャツに、ものすごい蛍光色のスカートを穿いた小町の姿が浮かんでしまった。いかん心が乱れる。色即是空、空即是色。
「まあ、さっきのは湯のみだけは止めとけ」
ただでさえ、小町妹は怪我で精神的に追い詰められているのだ。そのような状態でさっきの湯のみはまずい。※SAN値が直葬されてもおかしくない。
「うん、そうする。でもそれだとどうしようかな」
そんな事を言いながら周囲を見回す小町。どうやら代わりになる何かを探すようだ。
「あ、これはどうかな」
そう言って小町が手に取ったのは、卵の様な形の球体に、手足と目と鼻と口をバラバラに配置したオブジェがついたネックレスだ。そこはかとない狂気を感じる。
「おまえ、よくこんな気持ち悪い物ばかり見つけて来るな」
つい本音が出てしまった。俺の言葉に不服そうな表情になる小町。
「ええ⁉可愛いじゃん!」
本当にこいつの美的感覚はどうなってるんだ?
「まあ、あの呪いの湯のみに比べれば幾分マシな部類か。そのキモいネックレスも」
あれは気持ち悪い、とかそういうレベルではなかった。大量生産を前提とした市販品にもかかわらず手元に置いてあると精神に異常をきたしそううな曰くありげな空気を作り上げていた。ただ生理的に気持ち悪さを覚えるだけのネックレスの方が幾分マシだろう。
「ええ?キモい、かなぁ?可愛いと思うけど」
首をかしげて俺がきもいと評したネックレスをしげしげと眺める小町。まあ、キモ可愛いという言葉があるくらいだ。あれくらいのキモさならどうにかなるだろう。まあ、小町から言わせるとキモ可愛いではなく純粋に可愛いみたいだが。多分こいつは本当の意味で感性がズレているのだろう。
ああ言ったキモいものに可愛さを見出そうとする人間たちの大半は、普通の感性では気持ち悪かったり不気味だったりするものに、あえて可愛いと思える部分を見つけることで、少しズレた自分の感性をアピールしたがっている。計算ありきのズレなのだ。故に安心できるのだ。そう言った人種は、根本的な部分では凡庸なのだから。
だが、あいつは多分ごく稀に見る本物ではないだろうか。本当の意味でずれた感性を持ったマイノリティーだ。生きている間は理解されない芸術家みたいな感性のズレ方をしているのだ。変わり者の自分を演出する常識人が欲しい物をデフォルトで備えた人物とも言える。頑張ってくれ、小町妹。あいつの感性は俺たち凡人の、遥か先を行っているぞ。
「まあいいや。私これ買ってくるね」
そう言ってレジに走り去ってゆく小町。もう、何も言うまい。すまぬ、小町妹……。
「小町さんにも意外な弱点があったな」
そんな事を呟く河野はレジで販売員にラッピングをお願いしている小町をどこか遠い目で見ていた。
「ああいったわけのわからない物って、意外に高かったりするんだよな」
なんか昔テレビで紹介された芸術品で、宇宙の壮大さを表現しました、とかいう触れ込みのよくわからない鉄の塊に大層な値段が付けられていたのを見たことがある。あんな鉄屑、俺の家に紛れ込んでいたら。廃品回収に出されそうだ。小町の手にしたあれも、なんかきっとそういったものなんだろう。
「お待たせ~」
そんな事を考えていたら。ほくほく顔の小町が戻って来た。……よい買い物が出来たようで何よりです。
「買ったか?」
「うん、付き合ってくれてありがとうね。これ二人にお礼だよ」
そう言って差し出されたのは、意外と普通のゆるキャラのストラップだった。
「あ、普通に可愛い」
河野が驚いたように言った。俺も同感だった。
奇抜を極めたような小町の趣味を目の当たりにしたばかりなだけに拍子抜けだ。
「私だって自分の趣味がちょっと周りと比較して変わってる自覚くらいあるわよ。友達とかにもさんざん言われたし……」
なるほど、まあ、当然か。しかし、ならば一つだけ腑に落ちない点がある。
「でも、おまえ普通に可愛いもんも選べるんなら、妹にもこういう奴の方がいいんじゃないか?」
「何言ってるの?楓の方が私より凄いよ」
「「まじ?」」
俺と河野の声が重なった。なんという事でしょう、奇抜すぎるセンスを持つ小町の被害者だと思っていた小町妹は被害者ではなく道を共にする同志だったようだ。そして小町以上、となるとどうなんだろう。ちょっと想像できない。というかしたくない。
「すげえな。小町姉妹」
河野が途方に暮れたような声で言った。同感である。こんな趣味の人間が二人である。彼女たちの家は一体どんな状態になってしまっているのだろうか。想像するのは精神衛生上よくなさそうである。
「なによ~。別にいいじゃない。少しぐらい変なものが好きなでも」
いかん、少し怒ってる気がする。
「まあ、好みは人それぞれだし……。そう言えば、お前誕生日何時なんだよ」
フォローしようと言葉を出し掛けたが、思いついた事があったので、途中から別の質問へと切り替えた。
「6月7日だけど……なんで?」
未だにムスっとしている小町。なるほど、まだ少し余裕があるな。
「いや、俺達も祝ってやろうかと思って」
「それは、ありがたいけど、なんで?」
不可解そうな顔で尋ねてくる小町。思い付きに理由を求められても困る。いや、あるにはあるのだが、まだ頭の中で纏まり切っていなかった。どう説明したものかと頭を悩ませていると横から助け船が入った。
「いいんじゃないかな。俺も賛成。せっかく近所同士で仲良くなれたんだし。やろうよ何か」
河野だった。俺の思い付きを小町への要求へと昇華させてくれた。
「それはうれしいけど、本当にいいの?」
遠慮がちな小町に対して、俺も力強く頷いた。
「実は、妹がまたお前を連れて来いってうるさくてな。悪いけど、また家に来て妹の相手をしてくれないか?よかったら小町妹も連れて来いよ。妹も喜ぶと思う」
「妹ちゃん?」
そう、沙耶があれから妹が何かとお姉ちゃん、お姉ちゃんと煩くて頭を悩ませていた。それはもう、シャレにならんくらい煩い。家が近いんだから自分で誘え、と言うと自分では誘いにくいらしい。なんだそりゃ。変なところでシャイガールになってくれるな。
しかし、俺としても可愛い妹の願いは極力かなえてやりたい。やりたいのだが、歳の近い男子が友人程度の女子を積極的に家に誘うというのはいくら俺でもいかがなものかと思うのだ。有体に言えば、ちょっと恥ずかしい。というか普通に勇気のいる行動である。
しかし、誕生日にかこつけて家に招待となれば自然である、と思いたい。そして妹の名前も使えば、下心なんて無いんだよ、というアピールにもなる。あまり露骨にやりすぎないのがポイントだろう。
小町も妹とは仲良さげだったし、妹の名前も出せば断りにくいのではないだろうか。とそんな考えが閃光の如く脳裏をかすめた俺は急遽小町姉妹の誕生会の企画を立案するに至ったのである。なに、問題ない。嘘は言っていないのだから。
「そう、そういう事ならお邪魔させてもらおうかな。楓にも聞いてみるね」
小町のその答えを聞いた瞬間。俺の心を得体のしれない達成感が満たしていった。可愛い妹よ、お兄ちゃんはやったぞ。
「ああ、頼む」
「それじゃあ 、俺とテツは誕生会の企画をしないとね。小町姉妹はゲストだからどんと、構えておいて」
こうして、小町姉妹の誕生日会の話はまとまり、俺たちはその準備に邁進することになった。
※SAN値→元ネタはTRPG(テーブルトークRPG)の一つである「クテュルフの呼び声」のゲーム内パラメーター。SAN値とは正気度を数値化して表したもので、これが0になると発狂する。
ショッキングなシーンを目撃した場合や人が知ってはならない事を知った時などに減る。
もっと詳しく知りたければ、動画サイトなどでも紹介されてますので見てみてください。
面白いですよ。