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マツリ  作者: ぱるしゃん
2/13

フツカメ

いよいよ文化祭準備二日目!


今日はチラシづくり!


書く内容は


「スペシャル喫茶店Aーキバ

コーヒー150円!

2階の24番教室にて!

お待ちしております!」


という文章にメイドさんの絵を描くっていういたってシンプルなやつなんだ!


これを女子が描いて


先生に印刷してもらって


男子が校内に張るんだ。


この日はみんな、朝8時に来たんだけど、チラシに何を書くのかって話を11時までしてたんだ。


で、12時30分まで描いてたの


そこに影山先生がきたの。


「おーい、お前ら、そろそろ飯にしようぜ」


っていってみんなで食堂に行ったんだ。


「こっちはだいたい描けたわよ」


私は明島くんにそう言った。


「よし、じゃ、午後はこっちの番だな」


明島くんはそう言った。


お昼ご飯に食べたのはカレーライス。


「アケミ!福神漬けちょうだい!」


「いいよ」


そう、私は福神漬けが大好きなのだ


「いや、それは俺がもらう」


柳澤くんが言った。


結局じゃんけんをして勝った私はアケミの福神漬けをもらった。


このクラスで福神漬けが嫌いなのはアケミだけだった。



そして、食べ終わった。


みんなで教室に戻ると恐ろしい光景が広がっていた。


みんなで書いたチラシに描いてあるはずのないものがあった。


ほかのクラスの嫌がらせだろうか


いや、にしては、嫌がらせの規模が小さすぎる。


ほかのクラスなら、もっと教室の装飾をぐちゃぐちゃにするとか並べた机をぐちゃぐちゃにするとか


そんなことをするだろう。


しかし、机も教室ももとのまんまだ。


変わっているのはチラシだけだ。


「死ね」


赤い文字でそう書かれていた。


これを描いた女子たちが泣き出す。


「どうした。」


影山先生が入ってきた。


赤いもじのチラシを見て全てを察したようだった。


「とりあえず、書き直して今日の作業のノルマを達成しよう」


影山先生がそういった。


そして、影山先生の言うとおりにした。


この日の作業は終わった

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