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バレンタインなんてくそくらえ!

作者: 鋭斧折太

「バレンタインは中止です! バレンタインは中止です! うわ~ん!!」


 泣きながらビラをばらまく雄が一匹(ひとり)

 セーラー服に身を包んだ少女が彼に出会ったのは、学校帰りの通学路から少し外れた、小さな公園のトイレの前だった。


「バレンタイン中止宣言……?」

「わ、わわっ!?」


 自分のビラを拾ってくれた人がいたことに驚いた彼は、それがさらに女の子だとわかると過剰に驚いて慌てて距離を取る。

 それもぴょうんと後方に3mほど跳躍して。


「わ、すごい……」

「すごくなんてないんです! すごくなんてないんです! 本当にごめんなさい!」


 勢いよく頭を下げる彼に少女はびっくりして目を丸くする。

 一方で彼もまた意外な来訪者に驚いていた。

 少女は銀縁の眼鏡をかけていて、髪は後ろに団子状にしてまとめシニョンに包んでいる。纏められた髪と襟の間に見える白いうなじがどことなく古風なエロチシズムを感じさせた。

 身に纏っているのは紺のセーラー服に紅のスカーフだ。

 ただその制服自体はだいぶ着古されたものに見えるのだが、彼女自身はそれを着慣れていないというか……どこかちぐはぐな印象である。

 セーラー服を着ているのではなくセーラー服に着られている状態、とでも言うのだろうか。


 このあたりで紺色のセーラーといえば近くの女子中くらいしかないし、入学したての頃ならばそんな不釣り合いな見た目にもなるのかもしれないが、今はもう2月だし、そもそもセーラー服自体はだいぶ着古されてるあたりが少々奇妙ではある。

 もっとも彼は見ただけでそれをすべて把握したわけではなく、ただなんとなく違和感を覚えただけだったが。


「あの……ビラとか配るんだったら向こうの大通りの方がいいと思うんですけど……」

「そ、そんなことしたらみんなに迷惑じゃないですか!」


 真顔で訴える彼の顔は……どうにもシカによく似ていた。

 いや、むしろシカそのものと言ってもいいかもしれない。

 特に頭頂部に生えた螺旋状の見事な角が印象的である。


「ええっと……もしかして獣人学園の人ですか?」

「あ、は、はい、そうです」


 獣人学園……生来の獣人や彼らと人間の間に生まれた獣人混じり達が、自身の野生と折り合いをつけ人間社会で生きてゆくための生活習慣を学ぶために建てられた学園で、小中高の一貫教育である。

 ちなみに彼の着ているブレザーは高校のもののようだ。


 まあ獣人達がこの世界に突然現れたのがほんの100年ほど前の話である。未だに人間達の間には差別意識も根強く、こうした施設に彼らを体よく隔離しているだけ、なんて陰口もある。

 当の獣人達がそういった噂話をさほど気にしていないようなのがせめてもの救いだろうか。


「僕……僕人ガゼル(ワーガゼル)なんです。それもトムソンガゼル」

「……ああ、ガゼル」


 ぽむ、と少女が手を叩いた。

 テレビの自然紀行やら地球紀行やら、ともかくその手の番組で見たような覚えがあったのだ。


「あ、ごめんなさい。自己紹介が遅れました。私未結(みゆう)、って言います。佐々木未結。ええっと、貴方は……」

「未結ちゃんか……いい名前だね。僕はトム」

「……わかりやすいお名前ですね」

「わかりやすすぎでしょう!? きっと両親だって適当につけたに決まってるんです! わーん!」

「それは……よくわかりませんけど」


 公園の地面に半分埋め込まれたタイヤに座りながらそ男……トムソンガゼルの頭部を乗せたトムが語り始める。


「僕は普通の人間の間に生まれたんです。なのになんでか最初っからこんな姿で……両親はずいぶんと苦しんだと思うんです」


 自分のことよりも先に両親を思いやる彼に少女……未結は少しだけ目を大きく見開いた。

 だってそんな事情ならきっと小さいうちからすごく苦労していたはずなのだ。自分の気持ち、自分の都合ばっかりで他人の気持ちなんて考えられなくなったっておかしくないのに。


「もちろん僕だって頑張ったさ。変身訓練だって一生懸命訓やって……もちろん人間にもガゼルにもなれますよ!?」


 そう言って彼は見る間に人の姿に変わり、その後見事なトムソンガゼルの姿に変わる。

 人間の姿の時はどこか自信なさげな、少し青白い顔の優男に見えたけれど、ドムソンガゼルの姿の彼はどこか瑞々しい躍動間に満ちていて、少女はどきん、と胸を高鳴らせた。


 こちらの方に振り向くガゼルに彼女は頬を紅潮させ、小さな歓声を上げるとパチパチと手を叩く。

 彼は少しだけ照れくさそうに(その時はどこをどう見てもトムソンガゼルそのものだったのだが、なぜか少女にはそう見えたのだ)すると、再び元の姿に戻った。


「でも……どうやらこれ……“半獣”が僕の“本来の姿”らしんです。他の形態にもなれるけど、気を抜いたり眠ったりするとこの姿に戻っちゃうんだ」

「何か……困るんですか?」

「そりゃあ困るよ! 大抵の獣人のベースは人型か獣型だ! こんな中途半端な奴なんて殆どいないんだ! だから……その、友達もあんまりできなくって」


 寂しげに俯く彼の姿になぜか妙にどぎまぎしてしまう未結。いったいどうしたというのだろう。


「それで……さっきみたいなことを?」

「うん。最近獣人学園にバレンタインの風習が伝わってね。もうここ数日発情した臭いが充満してて凄いんだ。でも……僕には関係なくって」

「ええっと……それってどういう……?」


 少女の問いに、ガゼル顔の男が声高に叫ぶ。


「決まってるだろ! 僕にそんな相手なんかいない! 半獣なだけでもヘンなのにトムソンガゼルだよトムソンガゼル! 人狼(ワーウルフ)とか人猫(ワーキャット)みたいに同族なんて全然いやしない! 彼女いない歴だってみんなが盛り上がってる横でこっそり更新したよ! 人間と違ってみんな子孫を残る欲求には素直だからね。こんな経歴僕くらいさ。クラスで話題に出せば確実に受けが取れる格好の実体験だよ!」


 荒い息を吐きながらまくし立てた後……彼は今更ながらに自分が随分と失礼な真似をしていることに気づいた。


「あ、ご、ごめん。こっちのことばっかり……」

「ううん、いいんです。獣人の方も色々大変なんですね」


 少女……未結の微笑みにはどこか暗い影があった。

 それが妙に気になった彼は、それとなく彼女に事情を尋ねてみる。


「こっちばっかり好き放題言っちゃってごめん。ええっと……君にも何か悩みがあるなら聞こうか? 誰かに話せば少しは楽になるかもしれないし……あっ! み、見ず知らずの僕に言いたくないこともあるだろうし、別にイヤならいいんだよ!?」


 必要以上にあわあわと慌てる彼に未結はくすくすと笑うと近くのブランコに腰掛ける。

 そしてキィ、と小さくそれを揺らした。


「私……疎開してきたんです」

「ああ、なんか海の向こうの国と喧嘩になりそうなんだっけ?」


 こくん、と少女は小さくうなずく。

 獣人には未だ参政権がなく、単純労働以外の就職の口もほとんどない。

 けれど体力と身体能力だけは人間を遙かに上回る彼らを有効活用しようと、最近よく軍隊の勧誘が来るようになっていた。

 軍人になれば今よりももっと生活や権利が保障されるとあって、獣人たちの間でも悪くない就職先だと好評である。

 隣国との関係が軍事的衝突レベルで悪化している昨今、獣人の出現や人間との混血といったこの国独自の問題をそのまま資産に変えてしまおうというわけである。

 幸いというかなんというか、この政策に関して国民の支持は高いらしい。無論そこには「戦地に送るなら人間よりは……」といった本音がちらついているわけだが、幸いというかなんというか、獣人たちはそうしたことにあまり拘りはないようだった。


「この近くにはおばあちゃんが住んでて、それで……」

「ああ、だから……」


 トムは今更ながらに彼女のセーラー服を見つめ直す。

 殆ど痛んでいないけれど……よくよく見ればそれは相当に古い代物だ。もしあしたらその祖母のものを繕い直して着ているのだろうか。

 彼女の選択なのか、それとも祖母の薦めなのか、いずれにせよ随分と古風な娘である。


「じゃあ、おばあちゃんと二人暮らし? ご両親は?」

「パパとママは……その、向こうにお仕事が残ってて。だから私とおばあちゃんと……その、お兄ちゃんの三人暮らしで」


 ぴくん、とトムの頭部の耳が動いた。

 彼女の声色に何かそれまでと違う色を感じたのだ。


「お兄さんが……どうかしたの? もしかしてそれが君がまっすぐ家に帰らない理由かい?」


 びく、と身を震わせた少女は……けれど暫くしてからこくんとうなずく。


「その、お兄ちゃんは、えっと、5年くらい前からおばあちゃんの家に住んでて、最近また一緒に暮らすようになったんですけど、その、少し変わった趣味があって……」


 ぽつりぽつりと、時折見かける兄の行状を語る未結。


「……それは俗に言うオタクって人じゃないのかな」

「やっぱり、そうなんでしょうか……」


 しかも学校にも行かず部屋に引きこもり、二次元萌えだの妹萌えだのにかまけてエロゲ大好きで成人誌やエロ同人誌なんかを買い漁る……とくれば、それはいわゆるキモオタという類の連中ではないだろうか……などとトムは推測するが、さすがに彼女には刺激が強かろうと黙っておく。


「ふうん……お風呂に入ってる時の脱衣場にねえ……」

「はい……ってあれ? な、なんで私こんな話までしちゃってるんだろ、へ、ヘンですよね?!」


 随分と立ち入った話までしてしまい、未結は真っ赤になってかぶりを振る。


「ご、ごめんなさい、その、あんまり楽しくないお話ですよね……」

「いや、いいよ。それで君の気が少しでも紛れるなら」

「……トムさん、優しいんですね」


 頬を染めた少女がくすりと笑う。その笑顔の儚さと美しさにトムの心臓はドキリと鳴った。


「な、なんだったらもうちょっと話していくかい?」

「でも、ご迷惑じゃないですか? 私みたいな地味な人間族の愚痴なんて聞いて……」

「いやいやいや! とんでもない! すっごく可愛いと思うよ! 特にうなじのあたりとかぼかあ好きだなあ!」


 舞い上がったトムは思わず余計なことまで口走ってしまい、その後ハッと気づいて慌てて口を塞ぐ。

 ……が、少々手遅れだ。


「え、え~っと、えっと……し、失礼します!」


 少女はそれこそうなじまで真っ赤になって、手のひらで首筋を押さえると、鞄を手にぱたぱたと公園から走り去ってしまった。


 後に残るのはガゼルと寒風と空しさだけである。


「はぁぁぁぁぁぁぁ……なにやってるんだ僕は」


 生まれがどうの種族がどうのと愚痴を言ってきたけれど、そもそもこの社交性のなさと空気の読めなさが問題なのではないだろうか。

 けれど人に慣れぬがゆえに距離を置き、結果ますます人付き合いが苦手になってゆくこの駄目スパイラルはなかなかに改善できぬ。


「……今日はもう帰ろうか」


 己の行為の空しさに溜息をつき、誰にも見られることのなかったビラをいちいち拾い集め、そのまま帰路につこうとしたとき……



 ……彼の前に、荒い息を吐きながら賢明に息を整える未結が立っていた。



「あれ、未結……ちゃん?」

「はぁ、はぁ、よかったぁ……まだ帰ってなかったんですね」

「う、うん」


 全力で走ってきたのだろう。彼女の白かった肌がほんのりピンクに染まっていて、トムは思わずどきりとする。

 幾度も吐き出される白い吐息は冷たい風に吹き流されて見る間に散っていった。


「あ、あの、あんなビラ配ってたって事は……その、ほしかったんですよね、チョコ」

「ぶふーっ!?」


 唐突に確信を突いてくる少女に思わず噴き出す人ガゼル(ワーガゼル)

 わずかに小首を傾げてじい、と彼の答えを待つ少女の瞳はなぜか妙に熱っぽい。


「え、いや、ほしかったというかほしくなかったというかあのその……」

「……欲しくないんですか?」

「切実に欲しいですっ!」


 ずざー、とその場で土下座しながら本音を叫ぶ。

 あまりに情けない彼の有様を見ながら……けれど彼女が漏らしたのは安堵の吐息だった。


「よかったぁ……」


 ごそごそ、と少女が学生鞄の中から取りだしたのは小さな紙袋。彼女は鞄をベンチの上に置くと、その袋を両手でつまみ、口元を覆い隠すようにして彼の前に立った。

 どきどき、と破裂しそうなほどに高鳴っている心臓の音は果たしてどちらのものだろう。

 

「あの……私からなんかで良かったら、えっと、もらってくれませんか……?」

「えええええええええええええ?!」


 がばっと立ち上がってぴょーんと飛び跳ねる人ガゼル(ワーガゼル)のトム。

 その高さ、実に2m。


「ど、ど、どうして、その、いやもちろん嬉しい! 嬉しいけども!」


 彼が驚くのも無理はない。だってこの少女……未結とはついさっき会ったばっかりなのだ。

 情けないところを見られて、互いに愚痴を言い合って……ただそれだけ。

 好感度の上がる要素なんて一体どこにあったんだろう。


「その、トムさんの、臭いが……」

「え? なに?」

「ななななんでもないです! その、私なんかじゃ……駄目ですか?」

「だだ駄目だなんてどんでもない! 嬉しい! 嬉しいよ!?」


 ただあまりに唐突だったから驚いただけだ。

 どんなものであれ異性からの好意は嬉しい。それがバレンタインデーの当日ともなればなおさらである。


「良かった……じゃあちょっと待っててください」

「う、うん、待つ、待ちます!」


 びし、と直立不動の姿勢を取りながら、トムは少しだけ首を傾げた。

 バレンタインのイベントというのは好きな異性にチョコレートを贈るものではなかったのか。

 会ったばかりの彼女が自分のことを好きかどうかは置いておくとしても、さっきの紙袋をこちらに手渡せばイベントとしての体は果たせるのではないだろうか。


 では一体……彼女は自分を待たせて何をするつもりなのだろう。


 幸い待っていろとは言われたが目を閉じるなとは言われていないので、トムは己の疑問が解消するまでじっくり少女を観察することができた。

 彼女はわたわたと紙袋を開け、中から小瓶とへらを取りだした。

 震える指先で瓶の中身の茶色い液体が微かに揺れる。

 どうやらチョコはチョコでも液状のチョコフォンデュのようだ。

 固形のハート型チョコか何かを想像していた彼は、少しだけ肩を落とした。


 けれど……彼女の本当の意図を知ったとき、彼は己の想像力がいかに貧困かを思い知る事になる。


 少女は手鏡を用意すると、小瓶の蓋を開けて鞄の上に置き、小さなへらでチョコをすくい取って……



 ……手鏡を見ながら、それを己のうなじへと塗り付けた。



「ぶふぅー!?」


 あまりにクリティカルな行動にトムは思わず噴き出してしまう。

 びくりと肩を震わせた少女は……真っ赤になって、泣きそうな瞳で彼に訴えた。


「あ、あのっ、こ、こんなこと誰にでもするわけじゃなくって、けど会ったばかりのトムさんにするなんてすっごいはしたないってわかってるんですけどっ、その、獣人にヒトはこういう肌と肌の触れ合いが好きだって本に書いてあって! ええっと、えと、その……わ、私なんかのうなじが好きだって言ってくれたから、その……っ!!」


 やや首を傾けながら、うなじとチョコを強調するように髪をかき揚げる。

 その頬は真っ赤に染まっていて、耳たぶもうなじもほんのりとピンクに染まっていた。


「み、み、みみみ未結ちゃん……っ!!」

「ひゃっ!? あ、ん、首、くすぐった……あンっ」


 いかに気弱で内気な彼といえども……仮にも獣人の端くれとして、そこまで雌に誘われて草食系でいられるはずもなかっようだ。


 まあ、どんなに野性に帰っても彼は紛れもなく草食系なのだけれど。









 ……最近獣人と結ばれる人間族が増えているという。

 力強い、逞しい、男らしい、可愛い……理由は様々だが、明らかにその数は増しているようだ。

 一説によれば獣人たちがこの世界に現れて以降人間族の中に眠っていた“獣の遺伝子”が覚醒し、己の内に眠る獣と同種族の獣人と接触することによりそれが発動して軽度の興奮状態や発情状態……いわゆる“一目惚れ”に近い状態になるのではと言われている。


 本当のところはどうなのかわからない。

 人間同士の惚れた腫れただって突き詰めれば単なる化学反応に過ぎないのだから。

 ただもしそれが本当だというのなら……人間族による獣人たちへの差別は、彼らの種族的危機意識の表れなのかもしれない。




 これは……人間族と獣人族の混血が加速度的に進み、やがてどんなご家庭からどんな獣人が生まれてきても不思議ではなくなる、そんな世界に至る過渡期の物語……







×       ×       ×       



 ……ちなみに佐々木未結とトムは数年後に結婚し、四男五女に恵まれたという。



某所でのバレンタイン企画で上げられた以下のお題で書かれたものです。

・兄がキモオタ

・トムソンガゼル

・異種姦

・集団疎開

・WC

・バレンタイン中止宣言

・盛り上がってる横でこっそり更新した

・人外と少女!

お見苦しいところがあれば御勘弁を。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 背景に少し不穏な空気は流れましたが、こういうハッピーエンドは大好きです。 [気になる点] 草食の獣人を肉食に変えてしまう女の子は悪い魔法使いだと思うんですよ。 [一言] 未結ちゃんちょっと…
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