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失敗の連続

※変態がいます。ご注意ください。



 私が涙はポーションと言ったら、パープルダイヤモンドと返ってきたことに笑ってしまった。エリクサーなら液体だからまだわかる(?)けど、まさかの固体でしかも鉱物。

 涙を流すだけでお金になるのなら、大量生産のために喜んで涙を流せる。けど、前世を思い出し、強い想いが必要なのであれば無理だなと思った。


 そもそもありえないことなのだけど、とソファに座って笑っていたら遅ればせながら二人もベッドルームから出てきた。

 けど、何やら雰囲気が悪いような……。エルシーは殺伐とした、悪魔はご機嫌な……まったく正反対の雰囲気を感じる。


 気にせずにはいられず、ちらっと何度か壁の側に立つ二人の様子を窺った。

 うーん、先程からエルシーが悪魔を睨みつけては苦虫を噛み潰したような顔をしている。そして、悪魔はそれをにやついた顔をしてエルシーに返している。

 悪魔に私の血を吸われ後れを取ったことは、エルシーにとっては回し蹴りだけではすまないことだったのかもしれない。


 喧嘩を仲裁するつもりはないけど、エルシーも悪魔を嫌っているみたいだから絵本を読んでからやろうか悩んでいたことをやってみよう、と心のままに立ち上がる。


「ちょっと庭園に行ってくるね」


「「お供します」」


 ほんの少しの散歩なのでいつもはついて来ず、束の間の休息でもとっているのかと思っていたが、今日はなぜかついて行くと言い出した。

 驚きながらも、ついて来なくていいことを伝える。


「いや、ちょっと風にあたるだけだよ?」


「では、バルコニーになさってください。お医者様には問題ないと言われましたが、体調を崩されたのですから」


「その通りです。風にあたるのであれば、バルコニーで十分かと存じます」


 いや、あなたたち喧嘩していたのではなかった?なんで息ぴったりなのよ。

 うーん、小石を拾いに行きたいなんて言えないし……。また今度っていうのも、いまやらないとやる気を失うような気がするのよね、と悩みこれならセーフか?というところを攻めてみる。


「なら、カリスお兄様とのお茶会をガゼボでするのはどうかな?アンサスお兄様にも声を掛けてみて、みんな一緒に庭園でお茶会をしよう」


「確認してまいりますので、お部屋で、大人しく、お待ちください」


「準備を整えてまいります」


 じーっと、出ないでくださいと念を押すように座り直した私を見てから、二人は部屋から出て行った。

 心配性なのか、信用がないのか。


「お兄様は、お茶会自体は断らないだろうけど外は微妙だね。エルシーのあの感じからして、外に出すことを避けたいように思えるから。……護衛は部屋の外だし、いまなら誰もいないから転移して拾ってこようかな?隙ありってやつだね。ふふっ」


 結局、外には出して貰えず、私の部屋でお茶会をすることになった。

 アンサスお兄様は不在だったらしい。アンサスお兄様がいないのも外に出られないのも残念だけど、小石は拾えたから二人がいない隙を作れたのはよかったと思う。


 私の体調を配慮してか、珍しく半時もせずにお茶会は終わった。

 いや、カリスお兄様は執務室にいたみたいだから忙しかったのかもしれない、と眉尻を下げながら言葉をこぼす。


「心配をかけた上に仕事の邪魔をするなんて……申し訳ないことをしちゃったなぁ」


「カリス様が大変珍しく、とてつもなくお早くお茶会を切り上げたのは、エストレラ様を想ってのことです。エストレラ様を優先するのは当然のことですからね」


「その通りです。そうでなければ、一日中エストレラ様のお傍を離れませんからね。あれはエストレラ様の体調を一番に考えたと同時に、心配で張り付いてしまう前に逃げ……離れることを心掛けたのです」


 二人とも真顔で、当然のように頷いている。

 私を大切に思ってくれるのはとても嬉しいけど、カリスお兄様にももっと丁重に接してほしい。エルシーはカリスお兄様と幼馴染だからまだわかるけど、悪魔は違うでしょう。


 ……いや、私が知らないだけで親しい間柄なのかもしれない。食事の時もそう思ったし。

 悪魔がいま言ったあれ発言も、エルシーは気にも留めていない。


「それなら、早く元気にならなくちゃね」


 そう言って、体調不良の原因となったことを対処すべく、ソファから立ち上がって机の引き出しから拾ってきた小石を取り出しソファに戻った。

 小石を鶏卵ぐらいの大きさに変形させ、中は空洞にして開ける仕様に……開けづらい貝みたい。眉間に皺を寄せ、先程お茶会に出たスイーツを思い出す。


 ──マカロン型にしよう。

 クリーム厚めで上下のコックと間が広ければ、クリーム部分に指を入れて開けられるかな、と小石を変形させる。


「うん、開いたね。ふふっ、できた!」


「マカロン型の小物入れやブローチ、ペンダントなどをお望みでしたら、お申し付けください。 デザイナーを呼び、オーダーメイドでご用意いたします」


「いや、私用じゃないから大丈夫だよ。ありがとう、エルシー。 風にあたりたいから少しだけバルコニーに出るね」


「「かしこまりました」」


 二人とも小石について何も言わないでいてくれているけどやっぱり気になるよね、と触れないでいてくれることに感謝しながらもいたたまれなくなり、逃げるようにバルコニーに出た。

 暖かい太陽と爽やかな風の気持ちよさを感じながら、持っているマカロン型の小石を見る。


 これを見てよくマカロンだってわかったなぁ、さすがはエルシーと苦笑する。

 エルシーが言っていたようにマカロンをモチーフにしたアクセサリーは可愛いと思うけど、ファンシーグッズをつけるタイプでもないし欲しくもない。


 私はマカロンから連想するなら、前世の本やゲームにいそうな可愛い系の魔物とかヒロインとかだな。

 ホイップやチョコレートで攻撃して、コックは盾と化して防御する魔物や魔法少女(ヒロイン)

 スイーツなら回復アイテム、ブローチなら変身アイテムなんかでありそうだし。


 マカロンピンクとか?……可愛いけど、この小石はチャコールグレー。

 ピンクならベリー系だけど、チャコールグレーは──すりつぶした黒ごま?


 ……いや、変身ブローチじゃないから。

 それに、アイテムなくても魔法使えるし。変身ではないけど、着替えだって交換できたから、ははっと笑いながら宙を見る。そして、ふとヒロインの変身シーンを思い出した。


 ──あれ?前世のヒロイン変身シーンの着替えはモザイクがあるけど、ここは現実で。

 つまりはモザイクなんかないわけで……。え゛、見えないよね?転移って一瞬だよね?漫画やアニメにある転移した時の線、残像とか残影みたいなのってないよね?と一度考えてしまったもしもに想像と不安が膨らむ。


 ──いや、目を身体強化して凝視したら……。変態だけど。

 ここは国境。国を守るためにいる騎士はもちろん、エルシーだってさっき身体強化をしていたから、できる……。


 あっ!食事の時にカリスお兄様が言っていた怪しからんって──目を見開き手に持っているマカロン型の石を見つめる。


 ……やめよう。着替える魔法は封印!今後は使わない!

 そう、封印だよ。小石でマカロン型の箱を作った理由、そっちの封印に戻って集中しよう!と首を振る。


 はは、一回ぽっちだからね。

 見えるかどうかもわからないからね。

 だいじょうぶ、だいじょうぶ。


「はぁ……うん、大丈夫──くしゅん」


「「エストレラ様!」」


「やはりお疲れなのではありませんか?ご無理をせずベッドにお戻りください」


 そう言ったエルシーに手を引かれ部屋へと戻され、悪魔はバルコニーに繋がる窓を閉めていた。「せっかくお体を温めたというのに」とブランケットを私にかけ、心配してくれることを嬉しく思いながら、ベッドではなくソファに座った。


「もう終わったから大丈夫だよ、心配してくれてありがとう。 誰か噂でもしているのかもね」


「噂とはどのような噂ですか。誰が噂しているのですか。犯人を捕らえて聞き出さねばなりませんね」


 真顔で口早に話し、いない相手に凄んでいる悪魔に私は目を見開いた。


「いや、冗談だよ。たかが噂、たかがくしゃみ一回で大げさすぎ」


「たかがではなく、されどです!エストレラ様はお体が弱いというのに、まったくなんと無礼くさった噂外道なのでしょうか」


 噂一つで悪魔に外道呼ばわりされる人ってどんな人?と苦笑しながら、冗談も通じない面倒な悪魔を、「姿を見せず遠隔から攻撃するとはなんと卑怯な……全員の口を塞ぐか」といまだうるさい悪魔を私とエルシーは放置する。


「では、何をお作りになられたのか教えてくださいますか?」


「絵本で見た封印が、私にもできるのかなって思って」


「ああ、魔王の絵本──」


「わたくしでお試しください!」


「えっ、いいの?」


 エルシーの話を遮った悪魔は、興奮しているからか睨まれていることに気づかない。エルシーが悪魔を注意しないのは、恐らく私が反応したからだと思う。けど、許してほしい。私もそれだけ驚いたってことだから、とエルシーを見て眉尻を下げる。


 だって、これはさすがに予想外だった。

 自ら封印されることを願うなんて……面食らってしまった。

 封印されてもいいのなら、なぜ人間の近くにいるのだろう?と、やはり何か目的があるのかと考えた。けど、警戒することも、悪魔のことも、馬鹿だと思う答えが返ってきた。


「はい!!そのケースは、エストレラ様が手ずからご用意してくださったベッドルーム。そして、エストレラ様の魔力という名の最上級のベッドと布団に全身を包まれ、身体が癒され温もりを感じながら眠りにつくことができるなんて……。結界という名の鍵をかけてわたくしを監禁してくださるなんて……幸甚の極みです!!」


「やめよう」


「やめましょう」


 うん、エルシーも同じ意見みたい。

 興奮したせいなのか声を張って変なことを言ったと思ったら、いまは想像しているのか頬を染めながらうっとりとしている悪魔の様子を見て、さらに思いが強くなりやめることにした。


 悪魔が興奮しすぎてグフグフ笑い、非常に鬱陶しかった。

 いや、いまも興奮は冷めていないようで「エストレラ様の手作り!プレゼント!」と鬱陶しさは続いている。


 なので、マカロン型の小石の形を元に戻して拾った場所に転移させた。

 目の前でそれを見ていた悪魔は、ガーン!と悲しみに打ちひしがれ崩れ落ちていたが、知ったこっちゃない。


 スイーツや洋服などを出して空き箱となった箱を使わなかったのは、それを通じて箱の作り手や買い取った人、使用して商品として売りに出した人などに災難が起こるかもしれない、と懸念を抱いたから使おうとは思わなかった。

 余程でなければ燃えたり壊れたりしないしタダで楽に手に入るから石を選んだけど、あんなことを言われたいま、魔道具や貴金属を買わずお金をかけなくてよかったなと、試作を目の前で作ってよかったなと心から思った。


 帰郷してから数日、この悪魔がいる日々を過ごした。

 悪魔以外にも頭を抱えることはあるけど、変わらず悪魔が一番頭痛案件。


 慣れるはずもなく、慣れたいとも思わないけど、誰か……罵倒さえも喜ぶマゾ悪魔の対処方法を教えてください。マゾに通じる攻撃方法を教えてください。と、切に願う。


 そんなことを聞けば、勘ぐって余計に心配をかけてしまうので当然、誰にも聞くことはできない。なので、私自身で対処するしかない。

 そして、ずっとやるかどうかを悩み、迷っていた魔法を試そうと心に決めた。


 それは──記憶操作魔法。


 私自身にかける魔法は、洗浄魔法や治癒魔法があるけど外側ではなく内側に、それも脳に魔法をかけるから、ずっと迷っていた。

 風邪は自然に治すべきだと言われていたので、治癒魔法をかけたことはない。

 治癒魔法を必要とした人たちの病気は、ただ治ってほしいと願い、傷のない体を、悪い物を取り除くイメージで魔力を流せば治ってくれた。


 魔法はイメージが大事だけど、脳だし自信もなかったから。

 失敗したら……そう思うと怖くてできなかった。

 け・れ・ど!恐怖心以上に憤りが勝ったので、実行することにしました。


「エストレラ様がよりよい夢の時を過ごせますよう、幸せを運ぶ精霊に願います。おやすみなさいませ、エストレラ様」


「おやすみなさい、エルシー」


 嫌な夢を見てから、エルシーがおまじないの言葉を言うようになった。

 微笑みも声も性格も、全てが優しいエルシーに癒され俄然やる気がみなぎった私は、ベッドで横になりながらも気合を入れる。


「よしっ!魔法はイメージが大事──あの悪魔の姿を、うるさい声を思い浮かべて──だんだんとその姿は薄れていき、影もなくなり、消えていくように──その声は小さく、音もなくなり、聞こえないように」


 今日過ごした一日を思い浮かべて、悪魔が目の前にいるかのように想像した。

 こめかみに右手の人差し指を当てながら、私は記憶を消そうと魔法をかけた。


「……うーん、姿と声だけ記憶から消えて、過ごした記憶は残っているな。……失敗かなぁ──起床から就寝まで、一日をカットするイメージで記憶を全部消すのは成功すると思うけど、それは違う。それに、やったらさすがに怒られるよね。数時間記憶を失くしただけでも、みんな大げさにとりそうだしなぁ。……はぁ、もういいや、寝よう」


 このやり方で成功したら、みんなにも記憶操作魔法をかけようと思っていた。

 悪魔などいなかったことにするのは、さすがに心にも体にも負担が大きいと思う。

 だから、退職したことにして、マルバ辺境伯領から追い出して結界を強めようと思っていた。


 けど、記憶操作魔法は失敗に終わった。

 力のない私は、ふて寝した。


「おはようございます、エストレラ様」


「……おはよう、エルシー」


「エストレラ様、どこか痛みや苦しみなどお体に不調を感じることはございませんか?お熱はありませんが、体調が優れないのであれば、正直におっしゃってください」


 まだ眠いけど、目をこすりながら体を起こす。

 エルシーが、何か不安そうな顔で私の体調を聞いてきた。

 どこか悪そうに見えるかな、と不思議に思うけど、元気なのでエルシーを安心させるために微笑んだ。


「何も問題はないよ?」


「……そうですか。何もないのであればかまいませんが、何かあった場合は必ず、すぐに、おっしゃってくださいね」


 うーん、答えを間違ったのか、エルシーはいまだ眉を曇らせている。

 でも、本当にどこも悪くないので、首を傾げながらも顔を洗って着替えた。


 今日はなんだか静かだな、と疑問に思いながらも気にせず過ごしていたけど、その答えを目の前に浮かんでいるティーポットが教えてくれた。

 私の元気がない時は、エルシーが朝食にも一品だけデザートを用意してくれる。

 まだ眠気が醒めずぼんやりと朝食を食べていた私は、甘い香りで目が覚め、今日のスイーツは何かな、と心を弾ませて顔を上げたらその光景を目にしたのだ。


「……」


 最初は、からくり人形みたいに糸で操っているのかと天井を見た。けど、ここには魔法があったなと、だから風魔法でも使っているのかなと思った。ブレがないので随分と緻密な風魔法だな、と感心した。

 魔法がない世界で見たら、ポルターガイストのようだな、なんて笑った。

 どうするべきかを考えなければいけないと思うけど、目を逸らした。


「……はぁ」


「いかがなさいましたか、エストレラ様。お口に合いませんでしたか」


「ううん、このフォンダンショコラが美味しすぎて」


「それはようございました。シェフにもお伝えいたしますね」


「うん、いつも美味しいスイーツをありがとうって伝えてね」


 溜息が漏れてしまい、エルシーにあらぬ誤解をされてしまったけど、これは本心だ。溶け出たチョコレートが美味しい。あぁ、フォンダンショコラ様──最高です。


「……」


 スイーツに癒されたから、逸らしていた目を現実に戻す。

 私が何から逃れようとしていたのかというと、昨夜私にかけた記憶操作魔法だ。


 失敗に終わった、はずだった……けど違った。いや、違わないけど、私の中だけで、昨夜だけで終わっていなかったのだ。

 記憶だけではなく、現実でも姿が見えず声が聞こえない。

 そして、今更ながらに気がついた。昨日だけではなく、それ以前の記憶からも悪魔の姿も声も消えているということに。


 どうやら消えたのは記憶ではなく、存在だったようだ。

 ……やってしまったなぁ、どうしようか……ははっ。


 皺が寄った眉間をもみほぐしながら、きちんと考える。が、どうしようもない。

 治癒魔法?かけてみました、はい、怪我や病気ではないので変化はありません。

 創造魔法?何でも無効化する魔法を使えるかなんて昔やったことがありました、はい、いまなおできませんでした。

 うーん、これは私の想像力のなさが原因なのかもしれないけど──こう、ポイッとゴミを捨てる、ベシッと魔を払うみたいな感じのイメージ。


 はぁ、記憶がないから思い出せないのよね。自力じゃ無理ってこと。

 一応、黒髪碧眼高身長というのは話に出たから覚えているけど、顔がなければのっぺらぼうだ。

 ──頭を打ったら思い出せたりしないかな、ははっ。


 いや、そこまでして思い出さなくてもいいけど。

 エルシー、何も言わずに手伝ってくれるかなぁ。


 はぁ、頭痛がひどくなってきたけど、糖分摂取でがんばります!とフォンダンショコラと紅茶を堪能した。


 ──そう、私はさっさとエルシーに相談するべきだった。

 頼っていればこんな大ごとには、面倒なことにはならなかった。

 私の行動が鈍く、考えが甘かったが故に、自分の首を絞める、いや、締め上げることになるなんて思いもしなかったのだ。


 悲痛な面持ちを隠さず跪いて私を見る悪魔、部屋に流れる不穏な空気、剣呑や同情を孕む視線が、私を捕らえて放さない。


「わたくしが何か粗相をしたのであれば、申してください。直します。努力します。ですので、どうか、エストレラ様に仕えさせてください」


 ──ああ、魔法なんてかけなければよかった。



エルシーが確認しに行ったのは、エストレラが外に出ても大丈夫な気温か風量か風速か日差しかです。カリスは言わずもがな、屋敷にいればいつでもエストレラのために時間を取ります。

アンサスは見回りの甘さを叱られ、エストレラと会うことができません。エストレラはそれを知りません。

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