とっておきの手紙
大事な手紙がここにはたくさん入ってる
初めの頃はうれしくて
毎日のように読み返しては
うれしさが込み上げてきた
文章が苦手な僕でも不思議だね
書くたびに楽しくなってきて
言葉を選ぶ時間も
少なくなった
キミを想うたび
いままで、どれくらいの言葉が浮かんだろう
そのうち、どれくらいの言葉を書き記したんだろう
そのうち、どれくらいの思いが
キミに届いたんだろう・・
やがては日が暮れて
いつもの夜がやってくる
キミの住んでる街にも
おんなじように
キミと約束することが
すべてだと思ってた
だけど、
約束していないことでも
普段、通り過ぎてく中で
大切なことも
たくさんあるんだね
キミのココロと結んでいてくれる
僕はこの手紙を
「とっておきの手紙」と呼んでいる
つらいこと、悲しいことが起きても
この手紙を読み返しては
また元気になれるときがあるから