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最悪の場合

「ねえ昴ちゃん、今日家に行ってもいい?」


「え?」


驚いたような声を思わず出してしまった


「なにその返事、私が昴ちゃんの家にいっちゃだめなの?」


「いや、そのいいけど……」


「いいのね!じゃあ今から訪問させていただくわ」


「今から?え、ちょっと待っていまからはやめてくれる?」


「なんで?」


「……」


何でと聞かれ俺はどのように答えればいいかわからなくなってしまった。

家には昨日からいるメイドがいる

その人と鉢合わせにさせたくないけどどんな言い訳をすればいいのかが思いつかなかった。


「昴ちゃ~ん、おーい聞こえてる?」


「え?ああごめんどうした?」


「今から行ってもいいよね?」


俺は愛菜からの圧に負けてしまわないよう必死に対抗した


「いや今俺の家はとっても汚いのでまた今度のほうが良いかと」


「なんで急に丁寧になった?」


「だから、汚いからまた今度来てほしいそれまでには片付けておくから」


嘘である。家は今とってもきれいな状態が保たれている。

俺も元々掃除はできるほう、そしてメイドが来たため以前よりもきれいな状態が家にはある

だが、愛菜を家に入れるのはダメな予感がしたため言い訳を作って今日はあきらめてもらいたい

そう思っていたのだが、


「そう言わずにさ、もうあなたの家の前なんだよ」


「え?」


後ろを振り返ると俺んちのマンションがあった


「でも、セキュリティがあるからここからは通れないからな、っていうか通さないからな」


「うぅなんでよ、」


「なんでもいいだろ」


「昴ちゃんのおうちに入りたかったのに」


「じゃあな気をつけて帰るんだぞ」


そういって愛菜はとぼとぼ帰っていった。


そしてマンションの一室にはいると当たり前のように人がいた

昨日からいるメイドのひとだ

だがまいさんはメイドではあるがメイド服を着ていないむしろ私服姿だ


「まいさんはメイドなのにはメイド服を着ないのか?」


単刀直入に聞いてしまった


「あなたが来てほしいというなら来ますけどあの服動きづらいのです」


「ああなるほど、そういうことな」


「夜ご飯は何がよろしいですか?」


「なんでもいい、適当な材料を使って作ってくれるとありがたい」


「わかりました」


するとなぜだろうインターホンが鳴った。


誰だ?と思いながらのぞいてみると愛菜がいた

なんで来たんだ?そう思っていたが無視することにした

反応を示さなければ帰ってくれるそう思っていた俺がばかだった

なぜか愛菜は合いかぎを持っていてずこずことエントランスに入ってくることが分かった

このままじゃまずい、まいさんと鉢合わせになってしまう。

そうおもって何か策を考えていると思いっきりドアが開いた

鍵を閉め忘れていたため愛菜が勝手に入ってきた

そして最悪の事態、愛菜がまいさんを見つけてしまった


「ねえ昴ちゃ~ん。この人は誰なのかな???」


「最悪だ」


そう言葉に出てしまった

もう一方の作品を先にすすめていますのでこちらの投稿は間隔があきます

ご了承くださいm(_ _"m)

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