幼馴染との再会と男子との闘い?
「これからよろしくね昴ちゃん」
そういわれた俺は寒気がどの方向からもした。
幼馴染である波流はけらけらと笑っていた。
彼も彼女近藤愛菜とかかわりのある人なので、この様子がとても面白かったのであろう。
「ちょっと愛菜、教室で昴ちゃんはやめてよね。」
「なんで?昔はずっとそう読んでたじゃん。なんでだめなの?」
「今教室っていることを確認して、っていうかこの学校に転校性なんてあまり来ないし女子っていうことで
男子たちはみんな興奮しているんだよ。そんな奴が一番最初に放った言葉が昴ちゃんなんてな、お前が俺のことを男子の敵にしたことになるんだぞ」
「ごめんね、この学校に来ることは最初嫌だったんだけど昴ちゃんがいてくれて安心しちゃった」
「ああはいはい、っていうか安心するのはまだ早いで。」
そういうと後ろから欲望に満ち溢れた男子どもが愛菜によってきた
「ねえ愛菜さん前の学校で彼女はいたの?」
「いませんでした」
「じゃあ愛菜ちゃんのタイプは何ですか?」
「昴ちゃんのような人」
あっばかそう思ったのは遅かった。すぐさま俺のもとに男子が来て殺意のこもった視線が送られてきた
「おい昴ぅ、なんで愛菜さんと知り合いなんだ?(圧」
ぞっとしたがスルーすることが最善だろうそうおもって、
答えることはなかった
放課後昴と愛菜は一緒に帰ることになってしまった
その十数分前のことを少し語ろう
「ねえ昴ちゃん今日一緒に帰ろ?」
急に話しかけられたと思ったら一緒に帰ろうという話だった
いまも愛菜は男子どもに囲まれるような感じだ
そりゃ男子どもは俺のことを見る。
そして一言
「愛菜さんは渡さない」
いいや、愛菜は誰のものでもないぞそう突っ込みたくなったが
こうなった男子は怖いんだよな。男子同士しかわからないことだ
「いいけどこの男子たちはどうするの?」
「どいてっていえばどいてくれるんじゃないかな?」
「じゃあ今どいてって言ってよ」
「わかったよ、はいみんなどいてね」
そういうと男子たちは「はぁ~い♡」と気味の悪い声を言いながらどいた
男子たちは彼女に嫌われないようにするためにしていることなのだろうけど
他から見ればただ愛菜がモテてるだけのようにしか見えない
「はいこれでいいでしょ?一緒に帰ろ」
「わかったから先に校門まで行っていてくれ少し係の仕事があるから消化してから行く」
「じゃあ一緒にやるけど」
「いや一人でできる量だから先に外に出ていてくれ」
「わかりましたぁ」
そういって愛菜は少し不機嫌な様子になりながら教室を出ていった